#26 ページ28
クラピカside
*
*
それから色々あって、私たちは50時間締め切られた部屋で拘束されることになった。
レオリオ「何だよクラピカ、その不満そうな顔は。」
クラピカ「別にお前を責める気はない。」
レオリオ「はいはい、すみませんでしたよ。」
幸い大量の本となけなしの寝具があったので、何とか不自由なく時間を潰せそうな感じではあった。
クラピカ(あと49時間56分…取り敢えず本棚の本に一通り目を通すか。)
喧嘩するレオリオとトンパ、楽しそうに談笑するゴンとキルアをよそに、ひとり本のページを進めた。
キルア「＿＿…だから＿＿＿って！」
ゴン「そんなことないよ！」
3冊目に手を伸ばそうとした頃、珍しい2人が言い合いをしているのに気付いた。
何があったんだろうと視線を向けると、バッチリ ゴンと目が合ってしまった。
ゴン「ねぇ、クラピカはAのことどう思う？」
クラピカ「どう とはどういうことだ？」
ゴン「キルアがね、Aのこと怪しいって言うんだよ！」
「クラピカはAと仲良しだもんね、疑ってなんかないよね。」と必死に続けるゴン。
彼の異常なまでの純真さは一体どこからやってくるのだろうか…。
クラピカ「そうだな…私にはよく分からないな。」
ゴン「ほら、怪しくないって！」
キルア「怪しくない なんて一言も言ってねぇだろうが！大体 怪しくないやつが ピエロみてぇなサイコパス野郎を言いなりにさせる訳ねぇだろ。」
ゴン「でもAは ヒソカのこと知り合いだって言ってたよ。」
キルア「だから、あんなのと知り合いな時点でヤベぇだろうが。」
私の言葉で終わるどころか、むしろヒートアップしてしまった言い合いに苦笑した。
レオリオ「まぁ怪しいかどうか知らねぇけど、俺はアイツのこと割と良い奴だと思ってるぜ。」
ゴン「レオリオは怪我の手当してもらってたもんね。」
トンパ「それにしてもお前、オトす女にしちゃあ若すぎねぇか？」
レオリオ「Aはそんなんじゃねぇんだよ！俺達は友達だ。」
トンパ「さて、相手のお嬢ちゃんはどう思ってるかね。」
レオリオ「何だと、トンパてめぇ…！」
キルア「…意味わかんねぇ。」
ほとぼりが冷めて「今頃、あいつは何やってるんだろうな。」と呟いたレオリオの言葉に、「どうだろうな。」と返して目を瞑った。
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かにかま(プロフ) - Ruiさん» コメントありがとうございます。折角のお誘いですが、細々と執筆活動に勤しみたいと思っておりますのでイベント等に関心はありません。こんな作品にまで声を掛けてくださってありがとうございます。生意気ですがお許しください…… (2020年8月12日 14時) (
レス) id: c18fa87c81 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - クラピカ大好き無理でしたらお断りして構いません長らくコメント失礼しました。 (2020年8月12日 9時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - いつも楽しませて頂きますもし良かったらイベントで好きな作品読めるやっていますイベントというのはこんな感じ「https://uranai.nosv.org/u.php」日本語下手でもとんでもないです凄く読みやすかったですこれから作品頑張って下さい (2020年8月12日 9時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - 加奈さん» コメントありがとうございます。至らぬ点がございましたようで、申し訳ございませんでした。差し支えなければ、ご意見の方をお願いします。 (2020年3月27日 15時) (レス) id: c18fa87c81 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 意味わかって言ってんだね、君。 (2020年3月27日 15時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かにかま | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0660ea0a061/
作成日時：2019年7月26日 19時
