Day 3 ページ7
「…」
眠れない。多分これは帰って寝てしまったから
ソファを見るとすよすよ すぴすぴと寝ている大夢
物音をたててしまって起こすのは申し訳ない…
と思いイヤホンとスマホを持ってベランダへ
「って寒いな！」
自分史上最高に厚着をしているが芯から凍る寒さ
「流石大寒波。」
イヤホンから音楽を聴き
「…チルいな〜。」
と謳歌する深夜2:07
少しずつ眠たくなってきたためこっそりとリビングへ戻る
「…んぅ？」
「あ、起こした？」
「…朝？」
目は閉じたまま口だけ動いている大夢
「んーん。夜だよ、ゆっくり寝てね。」
ぷにぷになほっぺを優しくなで自分のベッドへ戻った
「Aさーん！起きてー！
このシチュエーションなんかデジャブ
「…もう朝？」
起きたら6:00でまあ許容範囲内
「昨日、どこかに行ってましたか…？」
「あー、うん。ベランダにちょっとね。」
そっかそっかと納得をする大夢
「どうしたの？」
「んーん、大丈夫です。」
むむっと悩みながら大夢は私よりも先に家を出た
「あ、今日もお弁当あるじゃん。」
今から開けたい気持ちを抑えながら出勤準備を始めた。
会社では絶賛猫の手も借りたい状態
そのためこの度初めて派遣の人がやってきた
「はじめまして、コモリです！」
すごく小柄でかわいらしい女性だった
男性社員はデレデレとしているが、仕事ができる人なら誰でもいい
私はコモリさんに早速仕事を頼んだ
「このデータが昼まで、1番の急ぎね。あとこれが今日中。残り3つは来週までに終わらせてほしいかな。」
「は、はい。」
「分からなかったら聞いてね、じゃあよろしくお願いします。」
自分の業務も終わっていなかったため席についた
「コモリさん、どう？」
現在お昼の12:24朝に頼んだデータ入力が終わってさえすればお昼ご飯に行けるのだが
「す、すみません(汗)まだ、終わっていなくて…。」
え、嘘でしょ？
「…ちょっと見せて。」
見てみると列が1つズレていたり、数式が破壊されていたり
挙句の果てに
「誤字脱字…。」
「す、すみません(汗)」
どうしてこうなったのか、分からない時点でどうして聞かなかったのかといろいろ考えたが
「…私直すからさ、先にお昼食べておいで。」
「で、でも。」
「ご飯食べる時間無くなっちゃうよ？」
「は、はい…。すみません。」
コモリさんはとぼとぼとオフィスを出ていき
吉野様ちょーこわいわーと周りのガヤが聞こえてきた
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しいたけ(プロフ) - シキさん» シキさん初めまして！まさか書き手さんにも見てもらえるなんてと焦っております…。番外編も随時、こっそりと更新しますので楽しみにしてほしいです！コメントもはちゃめちゃに嬉しいです！ありがとうございました♪ (3月5日 14時) (
レス) id: 68c1161521 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - 初コメ失礼します。完結おめでとうございます！毎日ドキドキしながら更新を楽しみにしていました！今後の2人も番外編としていつかお会いできるように楽しみにしてます。素敵な小説をありがとうございました。 (3月5日 13時) (レス) id: fa47139e50 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - えのき茸さん» えのき茸さん、コメントありがとうございます！確認をしてみたらお話が非表示になっていました(汗)早めに気がつけてよかったです(T＿T)これからもこのようなコメントぜひお待ちしております！ (3月3日 18時) (レス) id: 56c387e988 (このIDを非表示/違反報告)
えのき茸 - 書いてほしいというお願いとかではなく、気になり過ぎておかしくなりそうなほどにしいたけさんの小説を楽しみにしている人間がいることをお伝えしたく、感想を送らせていただきました。応援しています。 (3月3日 13時) (レス) id: e5a5f39e57 (このIDを非表示/違反報告)
えのき茸 - しはじめまして、こんにちは。いつも楽しく拝見しております。私のただの希望なのですが、Nメゾンの「吊り橋効果」と「今夜は」の間にあったことを読みたいです。 (3月3日 13時) (レス) id: e5a5f39e57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいたけ | 作成日時：2024年2月19日 14時
