▲次こそは ページ41
その日の夜はとても長く感じた
何度も大夢を求めたり逆に求められたり、と今まであった心の距離を縮めるかのようにお互いで満たしていった
「…んん、朝…？」
休日のためアラームの鳴らない朝を迎える
「…いや、昼か。」
時刻は11:38、世の中はお昼ご飯の準備を始めるであろう
「…かわいい。」
横には安定にすぴすぴと寝ている大夢
しかも今日はちょっと口が開いている(笑)
「…お風呂行ってきまーす。」
小声でそう呟き洗面所へ向かった
「…なんか違和感だなぁ(汗)」
久しぶりにアレをしたからか下腹部の違和感がすごい
そして昨日のことを思い出して恥ずかしくなってしまうの繰り返し
「…いや、高校生の恋愛か！」
「朝から元気だよね、Aさんは。」
「…起きた？」
ドア越しに大夢に話しかけられたため、私も浴槽に入りながらお話タイム
「ねーえー、そっち入ってもいい？」
「…もう出るから入っていいよ。」
「ダメ！一緒に入るの！」
「のぼせて倒れちゃってもいいの〜？」
「…じゃあちょっとだけ。ダメ？」
「5秒くらいならいいよ。」
「Aさんのケチ！」
「じゃあもう出るね？」
いーち、にー…と数え始めるとドアの向こう側は何やら騒がしい
「寝起きの人を、急がすのはダメですよ…」
「大夢が勝手に急いだからでしょ？」
「まあ、そうですけど…」
一緒に入りたかっただけなのにー、とブツブツ文句を言っている
「…あ、これ私がつけた？」
「気が付きました？昨日やられちゃいました(笑)」
Aさんって大胆ですよね〜ってにやにやしている大夢
私は やっちゃったかー という気持ちでいっぱいだった
「ギリギリ…服次第で見えるかな？ごめんね？」
「謝らなくてもいいのにー。」
いやいや、そういう訳にも行かないんだよ大夢氏
「これはAさんに独占されてる証なので！」
とポジティブ発言
「いやいや、変な跡つけられて嫌でしょ。他の女の子と話す時とか変な顔されるよ？」
「なんで他の人と話すことを前提に話しをしているのかが俺には理解できないけど…」
Aさんしか見えていないよ？と大夢も浴槽に入ってきた
「…いや、狭いって(笑)」
「これAさんが出た瞬間にお湯減るやつですね(笑)」
「仕方ないから大夢が温まるまでいてあげるよ。」
「これは愛、ですね。」
お兄さん、感激しているところごめんなさいね
「やっぱりのぼせちゃうから出るね。」
「…次こそは一緒に入りますからね！」
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しいたけ(プロフ) - シキさん» シキさん初めまして！まさか書き手さんにも見てもらえるなんてと焦っております…。番外編も随時、こっそりと更新しますので楽しみにしてほしいです！コメントもはちゃめちゃに嬉しいです！ありがとうございました♪ (3月5日 14時) (
レス) id: 68c1161521 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - 初コメ失礼します。完結おめでとうございます！毎日ドキドキしながら更新を楽しみにしていました！今後の2人も番外編としていつかお会いできるように楽しみにしてます。素敵な小説をありがとうございました。 (3月5日 13時) (レス) id: fa47139e50 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - えのき茸さん» えのき茸さん、コメントありがとうございます！確認をしてみたらお話が非表示になっていました(汗)早めに気がつけてよかったです(T＿T)これからもこのようなコメントぜひお待ちしております！ (3月3日 18時) (レス) id: 56c387e988 (このIDを非表示/違反報告)
えのき茸 - 書いてほしいというお願いとかではなく、気になり過ぎておかしくなりそうなほどにしいたけさんの小説を楽しみにしている人間がいることをお伝えしたく、感想を送らせていただきました。応援しています。 (3月3日 13時) (レス) id: e5a5f39e57 (このIDを非表示/違反報告)
えのき茸 - しはじめまして、こんにちは。いつも楽しく拝見しております。私のただの希望なのですが、Nメゾンの「吊り橋効果」と「今夜は」の間にあったことを読みたいです。 (3月3日 13時) (レス) id: e5a5f39e57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいたけ | 作成日時：2024年2月19日 14時
