夜ご飯は？ ページ5
「今日ご飯なにー？」
「今日は、カレーです！」
匂いで想像はついていたけどやっぱりだよね。
「カレー作れたんだ、えらいね〜。」
「カレーぐらいはパッケージ見ればつくれますから！」
とぷんぷんという効果音がつきそうなほどかわいらしい怒り方をしている
「中身の具材って…。」
「あ、冷蔵庫の中にあったまだいける野菜を入れました。」
君、主婦力100点だよ。
持たなそうな野菜はカレーにして食べる。これこそ心理。
「じゃ、食べようか。」
いただきます
「ん、いける。おいしい。」
「わぁ、よかったです！」
私がひと口食べたのを見届けてからタカツカくんもぱくり
そういう小さなところもいいね
「…ってあれ？年頃なのにあんまり食べないの？」
「実は…味見でちょっと食べ過ぎちゃって。」
えへへと下を向きながらはにかんでいる
「…癒されるよ。ありがとう。」
「今、僕何かしました？！」
「そういえば、連絡先交換してないよね？」
「そうですね。
「ラインでいいならする？やっぱやめとく？」
「いえ、ヨシノさんなら大丈夫です！」
タカツカくんのQRコードを読み取り
「…ひろむ？」
「はい、�眥預臾瓦任后９イ�なように呼んでください。」
じゃあ
「たかつーって呼ぶね。」
「相場は大夢なんですけど(笑)」
「ヨシノさんは吉野Aさん、なんですね。」
「そうそう、好きなように呼んでね。」
「もうそれはAさん一択でしょ。」
「はいはい、じゃあそれで。」
あのあとは残ったカレーをタッパーに詰めている大夢の横で洗い物をする私
「洗い物は僕がしますから(汗)」
と言っていたが、流石においしいもの作ってくれたのに何もしないわけにはいかないよ
「あ、明日バイトがあるので僕帰ってくるの遅いと思います。」
「そうなんだ。」
「ご飯食べれますか？カレー残っているんで食べてくださいね？」
「こちとら一人暮らし歴4年だよ。なめんなよ。」
ふふふと大夢は笑いお風呂へと向かった
「お風呂頂きました！」
「いーえ。」
ほかほかの大夢が戻ってきてソファへ
「寝る？」
「もう少ししたら、ですかね。」
「そ。私はもう寝るね。」
時刻は22:39、こんな時間に寝れるのは久しぶり
お世話してくれる人がいる生活ってサイコー…
「ん！Aさん、おやすみなさい。」
にこっと笑った大夢を見ると
「うん、いい夢見れそうだわ。」
とてもいい気持ちで就寝できた。
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しいたけ(プロフ) - シキさん» シキさん初めまして！まさか書き手さんにも見てもらえるなんてと焦っております…。番外編も随時、こっそりと更新しますので楽しみにしてほしいです！コメントもはちゃめちゃに嬉しいです！ありがとうございました♪ (3月5日 14時) (
レス) id: 68c1161521 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - 初コメ失礼します。完結おめでとうございます！毎日ドキドキしながら更新を楽しみにしていました！今後の2人も番外編としていつかお会いできるように楽しみにしてます。素敵な小説をありがとうございました。 (3月5日 13時) (レス) id: fa47139e50 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - えのき茸さん» えのき茸さん、コメントありがとうございます！確認をしてみたらお話が非表示になっていました(汗)早めに気がつけてよかったです(T＿T)これからもこのようなコメントぜひお待ちしております！ (3月3日 18時) (レス) id: 56c387e988 (このIDを非表示/違反報告)
えのき茸 - 書いてほしいというお願いとかではなく、気になり過ぎておかしくなりそうなほどにしいたけさんの小説を楽しみにしている人間がいることをお伝えしたく、感想を送らせていただきました。応援しています。 (3月3日 13時) (レス) id: e5a5f39e57 (このIDを非表示/違反報告)
えのき茸 - しはじめまして、こんにちは。いつも楽しく拝見しております。私のただの希望なのですが、Nメゾンの「吊り橋効果」と「今夜は」の間にあったことを読みたいです。 (3月3日 13時) (レス) id: e5a5f39e57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいたけ | 作成日時：2024年2月19日 14時
