和解 ページ36
「…ん。」
「…」
唇を離して2人で見合う
「ごめんリップついちゃった。」
大夢の唇を拭おうと手を伸ばすとパクッと指先を食べられた
「…なにしてんの？」
「圧倒的Aさん不足からの、貯めてた好きが溢れています…。」
私の手を掴み指先、手のひら、手の甲…とマーキングするかの如くキスをしていき
「誰か来るかもって、」
「来たら来たで、その時考えましょ。」
大夢が少し屈んで私の首元に顔を埋める
「ねえ、くすぐったいって。」
「俺も、吸いたかったから。」
息が荒く時折耳にあたる唇の感触にもう押さえきれなくなって
「…！」
両手で大夢のほっぺを叩いた
「痛い！(汗)」
「…ホテルはホテルでもここはそういう場所じゃありません！(怒)」
「ご、ごめんなさい…」
つい大夢を怒ってしまったが、これ以上は私のスイッチも入りそうだったため仕方がない
「会場に戻る？まだ2人でいる？」
「バリキャリブレイキングダウン見たいかも。」
「そう言われたら見たいかも。」
2人で一緒に会場に戻ると
「…お2人さん、あらぁ。」
とたけちーくんに全てを悟られ
「うん、いろいろとご馳走様です！」
「会場内でやめてよ(汗)」
「たける！これで俺のもんだからな！」
と三者三様の反応
「バリキャリさんは強制退場です♪ついでに取り巻きもね。」
「あちゃー、見たかったぁ。」
「見んほうがええよ(笑)」
女の子の醜い部分を全てさらけ出した戦いだったから…
とたけちーくんは遠い目で見ていた
「…大夢。」
「…父さん。」
大夢のお父さんがやって来て私はプチパニックに
離れようとしたけど大夢の手に捕まり
「…大丈夫。」
と言われたためその場にステイ
「まずは、ソノダくんの件、すまなかった。」
「…もういいよ。」
「お前の反抗に正直戸惑った。だがそれと縛り付けるのは違うもんな…。」
「もういいから。」
「それと…この綺麗な女性は？」
「初めまして！(汗)あの、」
「俺の、結婚したいと思う人、です。」
「…！そうか、そうか。」
「しかもね、○○会社でプレゼン特別枠を勝ち取った子なんだよね？」
「ん、なんだ後藤くんじゃないか、…素晴らしい女性なんだな。」
「いえ、それほどでもないです(汗)」
「父さん、こちらの女性…吉野Aさんとの交際の許可がほしいです。」
「交際に許可なんかいらん。次は結婚の時、挨拶に来なさい。」
「…は、はい！」
「父さん、ありがとう…。」
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しいたけ(プロフ) - シキさん» シキさん初めまして！まさか書き手さんにも見てもらえるなんてと焦っております…。番外編も随時、こっそりと更新しますので楽しみにしてほしいです！コメントもはちゃめちゃに嬉しいです！ありがとうございました♪ (3月5日 14時) (
レス) id: 68c1161521 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - 初コメ失礼します。完結おめでとうございます！毎日ドキドキしながら更新を楽しみにしていました！今後の2人も番外編としていつかお会いできるように楽しみにしてます。素敵な小説をありがとうございました。 (3月5日 13時) (レス) id: fa47139e50 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - えのき茸さん» えのき茸さん、コメントありがとうございます！確認をしてみたらお話が非表示になっていました(汗)早めに気がつけてよかったです(T＿T)これからもこのようなコメントぜひお待ちしております！ (3月3日 18時) (レス) id: 56c387e988 (このIDを非表示/違反報告)
えのき茸 - 書いてほしいというお願いとかではなく、気になり過ぎておかしくなりそうなほどにしいたけさんの小説を楽しみにしている人間がいることをお伝えしたく、感想を送らせていただきました。応援しています。 (3月3日 13時) (レス) id: e5a5f39e57 (このIDを非表示/違反報告)
えのき茸 - しはじめまして、こんにちは。いつも楽しく拝見しております。私のただの希望なのですが、Nメゾンの「吊り橋効果」と「今夜は」の間にあったことを読みたいです。 (3月3日 13時) (レス) id: e5a5f39e57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいたけ | 作成日時：2024年2月19日 14時
