Day 5 ページ17
「…んん。」
うっすらカーテンから光が差し込み、スマホを見ると8:02
今日も休みのためアラームなしで起きる
「うわ。」
隣ですぴすぴ寝ているのは大夢
昨日の後片付けもおわっており、綺麗な状態
「…大夢えらいね〜。」
寝ていることをいいことに頭をわしゃわしゃと撫でる
頭だけで止まることもできず、耳、ほっぺた、口先へと指をスライドさせ
「んー。」
くすぐったかったのか、ぷいっと顔を背けてしまった大夢
「えー、こっちおいでよ。」
声をかけても返事はない。寝ているからね
「大夢くん。」
「…」
背中を向けた彼にそう呼びかける
「私のこと、受け止めてくれる？」
「…」
返事が無いのをいいことに続けて
「いつも料理ありがとうね。」
「話も聞いてくれてありがとう。」
「コロコロ変わる表情に癒されているよ。」
と大夢のいいことリストを1つずつ言っていく
「そんな大夢のこと…。」
と気がついた、この子耳赤くない？
「…明後日追い出そうかな。」
「え！なんで！そこは好きになっちゃった流れでしょ？」
ほーら、やっぱり
「起きてんじゃん(笑)」
「気づいてました…？」
急に声を出したからか少し枯れていて
でもって顔は起きたてって感じ
「おお、寝癖が芸術的。」
「もうーーー！いつも早く起きて直してたのに！」
と髪の毛を抑えて布団に包まる
「いつから起きてた？」
「…なんかAさんが話しかけてる時から。」
ふむふむ、じゃあ触っていたのはバレていないと
「そっか、ちょっとからかって遊んでたんだ。ごめんね。」
「じゃあ、本当はそんなこと思ってないってこと？」
「いや、そんなこともないけど。」
「追い出すっていうのは？」
「今日、明日次第かな。」
「全神経を集中しておもてなししますね。」
「楽しみにしとく(笑)」
朝から普通に会話をするけど、本当は私もまだ眠い
「ひーろむ。」
「なんですかー。」
「私二度寝するからまた起こして？」
「俺もするから起こせない！残念ですね！」
じゃあ仕方ない
「一緒に寝よっか。」
「それが一番いいかもですね。」
ぽかぽか子供体温の大夢から布団を奪い
「さ、さむい！」
「おやすみ〜。」
「お、俺もいれされてください(汗)」
「大夢はソファが空いてるよ？」
「寂しすぎるからいやだ！」
わーわーと笑い合いながら過ごす休日に幸せだなって感じた
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しいたけ(プロフ) - シキさん» シキさん初めまして！まさか書き手さんにも見てもらえるなんてと焦っております…。番外編も随時、こっそりと更新しますので楽しみにしてほしいです！コメントもはちゃめちゃに嬉しいです！ありがとうございました♪ (3月5日 14時) (
レス) id: 68c1161521 (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - 初コメ失礼します。完結おめでとうございます！毎日ドキドキしながら更新を楽しみにしていました！今後の2人も番外編としていつかお会いできるように楽しみにしてます。素敵な小説をありがとうございました。 (3月5日 13時) (レス) id: fa47139e50 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - えのき茸さん» えのき茸さん、コメントありがとうございます！確認をしてみたらお話が非表示になっていました(汗)早めに気がつけてよかったです(T＿T)これからもこのようなコメントぜひお待ちしております！ (3月3日 18時) (レス) id: 56c387e988 (このIDを非表示/違反報告)
えのき茸 - 書いてほしいというお願いとかではなく、気になり過ぎておかしくなりそうなほどにしいたけさんの小説を楽しみにしている人間がいることをお伝えしたく、感想を送らせていただきました。応援しています。 (3月3日 13時) (レス) id: e5a5f39e57 (このIDを非表示/違反報告)
えのき茸 - しはじめまして、こんにちは。いつも楽しく拝見しております。私のただの希望なのですが、Nメゾンの「吊り橋効果」と「今夜は」の間にあったことを読みたいです。 (3月3日 13時) (レス) id: e5a5f39e57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいたけ | 作成日時：2024年2月19日 14時
