≒ゆでダコ ページ34
「うーん…どこから説明すれば。」
頭を抱えているみーちゃん
「私がなにかしちゃってたかな？」
「これはお互い様だねー。うちからはそれしか言えないや。」
みーちゃんはお手上げって感じで困っている
「藤牧はさ、なんでAに尾崎のことたくさん教えてくれたと思う？」
「…約束したから？」
何でも言うこと聞くって私に言ったからね
「んー、そうなんだけど(笑)」
「別の答えがあるの？」
「Aは皆のお願い聞いてるじゃん？でもそれは断るって選択肢もあるはずなのね？」
「うん」
「藤牧はさあんな感じだから、きっと皆にお願いされても引き受ける確率は半分以下とかじゃないかな？」
…想像がつく
「けど、Aのお願いは叶えてくれているよね？」
一緒の電車に乗ってくれたり
尾崎くんの好きなタイプを教えてくれたり？
あの時やめてって言ったのは聞いてくれなかったけど…
「…なんでだと思う？」
「…なんでだろうね。」
んーーこれはもしかしてなのかな、
自意識過剰になっていいのかな？
「うちはね？これ以上はあんまり言えないけど…。」
「みーちゃん…」
「どうしたの？」
「私ね、好きなんだぁ。」
うんうんと静かに聞いてくれている
「まだ好きになってちょっとなんだけど、多分ね、恋だと思うんだ…。」
言葉がつまってもみーちゃんは私の言葉を待ってくれている
「A？その好きはさ？藤牧…？」
「…」
こくこくと首を縦に振る
「やっとじゃーん！」
みーちゃんはパチパチと拍手して祝福してくれた
「…教室戻れないよ(泣)」
「なんでよ！(笑)」
大丈夫だってーと背中をバシバシ叩いてきた
地味ーに痛い
「何かあったらすぐ行くから、ついでに藤牧もボコボコにするから！」
シュッシュとシャドーボクシングを見せつけてくるみーちゃんに
「ふはっ！(爆笑)」
とても救われた
＊＊＊
ドキドキ
何かをする訳ではないけど緊張
うわー顔赤いだろうなー
変じゃないかなー？
考えるのは今の自分の姿と
「やっぱり好きだったんだぁ。」
私の頭の中ぜーんぶを占めている藤牧くん
教室に入り席へ向かう
横を通り過ぎるだけでもう緊張
「…ふじたー。」
「は、はい！！」
意中の君に呼ばれるともう全神経がそっちへ集中してしまう
「うまくいった？…ってその顔見たら分かったわ。」
眠そうな顔の藤牧くんは
「おめでとう。」
と私になにかを祝ってくれた
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いかだべーすけ - 京介sideありがとうございます！！想像通りきゅんきゅん通り越して、ぎゅんぎゅんでした😍これからも楽しみにしてます🫶 (2月18日 13時) (
レス) @page44 id: fb4d5611fc (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - あの！できればで全然大丈夫なんですが、京介sideも見てみたいかもです､､！ご検討よろしくお願いします！🙇 (2月17日 18時) (レス) id: fb4d5611fc (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - しいたけさん» ありがとうございます！！！！！めちゃくちゃ楽しみにしております！洪水状態まで読ませていただきました、最高すぎます！🫶 (2月17日 18時) (レス) @page35 id: fb4d5611fc (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - いかだべーすけさん» べーすけさんのためにも張り切って創作していきます😊2人のこれからの展開を楽しみにしてください🫶🫣 (2月17日 11時) (レス) id: 814a8b496f (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - 感情移入です！誤字すみません！ (2月16日 19時) (レス) id: 2dd3b11f89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいたけ | 作成日時：2024年2月14日 13時
