怒らせる天才 ページ33
「A〜！おはよ♪今日遅くない？」
「みーちゃん！おはよう！」
いぇーいとハイタッチ
「で、どうだった？」
「多分よかった？」
「多分？どういうこと？」
詳しく詳しく！とキラキラした目で私を見ているが
「またお昼休みね！」
実は登校中に藤牧くんを怒らせてしまいました。
＊＊＊
「…ということです。」
「つまり、途中で藤牧がAを置いて先に行ってしまったと。」
何してんだ！アイツは！とみーちゃんも怒りだした
「どんな話をしてたの？」
_____
電車を降り並んで学校に向かっている
藤牧くんの横顔は絵になるなぁと見ていたら
「…匠海の聞いてきたけど。」
「本当に？ありがとう！」
「…聞く？本当に聞きたい？」
「ま、まぁ、うん。(富士田さんと約束したもんね)」
…
優しくて
表情がコロコロ変わって
人のために何かをすることができて
あと、
「最近よく関わる人だってさ。」
ふむふむふむ
「へー！ありがとう！」
「…だけ？」
「ん？」
「匠海のタイプ聞いてそのリアクション？」
「う、うん。」
「もっとさ、」
顔赤くするとか、驚くとかさ、もっとこう…
と熱弁する藤牧くん
「そんな驚くことないかな〜。」
あ、でも
「強いて言うならもっと(富士田さんと尾崎くんの)接点を増やさなきゃって思ったぐらい？」
「は？これ以上？」
「え？(2人の)接点ある？」
「俺でも分かるぐらいありすぎでしょ。」
「そんなに？私が気がつかなかっただけで？」
うわー、富士田さん尾崎くんと仲良くなれてんじゃん！
また話聞かなきゃ♪
けれど横から ありえねー ってオーラをかなり感じる
「…俺からも質問なんだけど、」
「もし、まあ例え話なんだけど、もしだよ、もし」
「う、うん。」
「…藤田が好きな人と両想いって分かったらさ、告白はする派？待つ派？」
「私は…しちゃうかも！」
絶対条件:勇気があれば
「お互いが好き同士ってことだもんね？私ならすぐにでもしちゃうかも。」
…
「藤田さ、俺の事、好き？」
「…す、好きだよ？」
うわわ、緊張した
「匠海のことは？」
「？もちろん好きだよ？」
いい人だもんね〜
何かを決めた藤牧くんは
「匠海はさ、昼休みは最近視聴覚室にいること多い。」
「あ、本当に？いいこと教えてくれてありがとう！」
今日の藤牧くんは優しいかも
占いは大当たり♪
富士田さんに会いたいなーと考えてると
藤牧くんが私を置いて学校へ行った
_____
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いかだべーすけ - 京介sideありがとうございます！！想像通りきゅんきゅん通り越して、ぎゅんぎゅんでした😍これからも楽しみにしてます🫶 (2月18日 13時) (
レス) @page44 id: fb4d5611fc (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - あの！できればで全然大丈夫なんですが、京介sideも見てみたいかもです､､！ご検討よろしくお願いします！🙇 (2月17日 18時) (レス) id: fb4d5611fc (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - しいたけさん» ありがとうございます！！！！！めちゃくちゃ楽しみにしております！洪水状態まで読ませていただきました、最高すぎます！🫶 (2月17日 18時) (レス) @page35 id: fb4d5611fc (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - いかだべーすけさん» べーすけさんのためにも張り切って創作していきます😊2人のこれからの展開を楽しみにしてください🫶🫣 (2月17日 11時) (レス) id: 814a8b496f (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - 感情移入です！誤字すみません！ (2月16日 19時) (レス) id: 2dd3b11f89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいたけ | 作成日時：2024年2月14日 13時
