秘密は守る ページ30
「匠海はー…」
はい！師匠！と言わんばかりに藤牧くんの言葉を待つ
少しばかりの沈黙の後
「…知らねーわ。」
と言い、ふら〜っと席に戻っていく
「なんで知らないのー？言うこと聞いてくれるんだよね？」
なんでーなんでー
「…アンタら女子と違って、そんな会話日常的にしないんだよ。」
「じゃあ諦めまーす。…確か6組だったよね？」
「俺が聞きに行くから、余計なことすんなよ。」
威嚇をされしっしと手で払われた
＊＊＊
「富士田さーん！」
「あ、藤田さん。」
おはようございます とお互いぺこり
「尾崎くんのね好きなタイプとかもうちょっとで分かるかもしれない！」
「…それどういうことです？」
？ ？ ？と頭に浮かんでいる状態の富士田さん
「富士田さんのこと応援したいの！高校からの友達だけど、友達にはやっぱり笑っててほしいし、幸せになってほしいし…。」
えーと、これはもしかして勝手な行動して怒っちゃったかな？
「ごめん…。」
「どうして謝るの？私になにか悪いことしたの？」
富士田さんは特に怒っている様子もなく
「私のためにしてくれているんだよ？ありがとう。」
富士田さんはにこっと笑った
けれどすぐに何かを思い出した表情で近づき
『尾崎くんのこと気になってるの他の人に言ってないよね？』
こしょこしょ話で確認してきた
もちろん安心してください
「友達の秘密は守ります！」
ほっとした表情の富士田さんにピースサインを返した
＊＊＊
斜め後ろからどんよりしたオーラが
見えるわけではないけど何かしら感じ取れる
というか、本人の顔に 終わった と書いてあるような感じ
漢字で表すと 絶望 の2文字がお似合い
「藤牧どうしたんだろうね？」
「ねー。」
みーちゃんとごはんタイムin教室
今日はだし巻き玉子！おいしい！
「あ、そういえばー尾崎とは今朝何があったのー？」
尾崎を少し強調し私に話しかけるみーちゃん
「尾崎くんとはね、朝一緒に学校に来たんだ〜。」
「そんな仲になっていたの？うわー、いろいろ聞きたすぎるな〜。」
オーバーリアクション気味の会話に何か違和感
「みーちゃんどうしたの…？」
「Aは気にしないで(笑)」
おもしろいわーとニヤニヤしながらお弁当を食べている
あ！
「お母さん元気になった？」
「そうそう！久しぶりのお弁当〜。母に感謝だわ。」
ということは
「「放課後一緒に遊ぼ！！」」
言葉揃って2人で笑い合った
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いかだべーすけ - 京介sideありがとうございます！！想像通りきゅんきゅん通り越して、ぎゅんぎゅんでした😍これからも楽しみにしてます🫶 (2月18日 13時) (
レス) @page44 id: fb4d5611fc (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - あの！できればで全然大丈夫なんですが、京介sideも見てみたいかもです､､！ご検討よろしくお願いします！🙇 (2月17日 18時) (レス) id: fb4d5611fc (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - しいたけさん» ありがとうございます！！！！！めちゃくちゃ楽しみにしております！洪水状態まで読ませていただきました、最高すぎます！🫶 (2月17日 18時) (レス) @page35 id: fb4d5611fc (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - いかだべーすけさん» べーすけさんのためにも張り切って創作していきます😊2人のこれからの展開を楽しみにしてください🫶🫣 (2月17日 11時) (レス) id: 814a8b496f (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - 感情移入です！誤字すみません！ (2月16日 19時) (レス) id: 2dd3b11f89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいたけ | 作成日時：2024年2月14日 13時
