気になってた ページ7
「ねぇ！それはまだちょっと…！」
「ん？」
私の声に構うことなく続ける京介くん
たまに耳元にもされるからリップ音が響きゾクゾクとする
「…もうダメ！」
「ダメ？」
うんうんと抵抗する私に
「やだ。」
といいまた再開した
「もう！本当に！」
「…じゃあやめてって言わないと。」
「…」
「…大切だからさ、嫌ならやめるよ。」
「…」
真っ赤な顔で無言の私に
「まあ今日はやめておくわ(笑)これ以上顔赤くなったらぶっ倒れそうだし。」
と立ち上がってコンビニ〜と言いながら部屋を出ていった
「何がご褒美よ…！！！！」
照れながらも怒り、そして思い出してきゅんきゅんが止まらなかった
「…で次はいつ会えそう？」
「んー、また予定確認してからでもいい？」
「ん。てか、そんなに学校で人気者なわけ？」
「人気者？」
「予定が埋まるくらい友達増えたってこと。」
「…そうなんだよね〜。」
危ない危ない
京介くんもまーそっかと納得してくれたしセーフ！
「また早めに連絡して。」
「はーい！」
京介くんと駅でバイバイして電車に乗る
「もっと一緒にいたいな〜…」
このところは私も京介くん不足でおかしくなっちゃいそう
「ご注文繰り返します！…。」
バイトも5日目、だいぶ慣れてきたためスムーズにお仕事もできるようになってきた
「トレーの安定感もいいね♪」
店長さんにも褒められて毎日うきうき♪
「ちーっす、って新人ちゃんか〜！」
「あ、えっと、ユウキさん？いらっしゃいませ！」
「…！お、おう。えっと、今日は…。」
「あ、ユウキくんいらっしゃい。今日はこっちで決めてもいい？」
「あー、じゃあお任せで！じゃあコレ。」
と1000円札を置き
「何注文したか当てたいから、飲み物持ってくるときに一緒にお釣りもよろしく！」
とカウンター席に進んで行った
「よし、じゃあ藤田さん！この前のウィンナーコーヒーにしよっか！」
「ずっと気になってました！ありがとうございます！」
「お礼は飲んでくれるユウキくんに言わないとね(笑)」
できあがったウィンナーコーヒーを持っていく
「なるほど、生クリームなんだ。」
1つ賢くなりました
「お、ウィンナーコーヒーか！ありがとうね！…藤田ちゃん？」
「はい！藤田です！」
「どこで俺の名前知ったの？」
「あ、店長さんがそう呼んでいたので…。」
ダメでしたか？と聞くと
「ぜーんぜん！むしろ嬉しいよ！」
と笑いかけてくれた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 506人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しいたけ(プロフ) - 素の 8LOOMYさん» コメントありがとうございます！前作からなんてとても嬉しいです♪藤牧さんの良さを全面に出すために天然多めに描いています(笑)これからもよろしくお願いします！ (2月22日 1時) (
レス) id: 98fcbdbf9f (このIDを非表示/違反報告)
素の 8LOOMY - 前作から見ていたのですが、主人公の天然に京ちゃんのツッコミがクセになり、いつも笑いながら見ています🤣続きも楽しみにしています！！ (2月21日 22時) (レス) @page6 id: 3ce2eec617 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - いかだべーすけさん» 前作に引き続き嬉しいコメントありがとうございます！どんどん縮まっていく2人の物語をお楽しみください♪ (2月21日 10時) (レス) id: 98fcbdbf9f (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - 綺さん» ありがとございます(T＿T)書いてみたいお話がたくさん思いついたのでこっそり続編を作りました！これからも優しく見守ってくださると嬉しいです♪ (2月21日 10時) (レス) id: 98fcbdbf9f (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - 続編ありがとうございます！！！完結してしまったのかと、寂しかったのですが、嬉しいです！！✨これからも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2月20日 22時) (レス) id: 73d9cc3ce6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しいたけ | 作成日時：2024年2月20日 21時
