天才！ ページ20
「京介くん、ここね19時閉店なんだけど…このあとどうするの？」
「ふらふらしとくから気にしないで。」
「…一緒に帰ってくれるの？」
「また変な顔で泣かれたら困るからね。」
「…変じゃないもん！(怒)」
店長さんの計らいで少しの間の休憩
レジから店長さんとキッチンの入口からひょこっと西さんが顔を出してとても見られているけど(汗)
「…てかケーキとか美味しそうだよね。」
「京介くん甘いもの好きだもんね！」
「なんかオススメある？」
「…また聞いてみるね？」
あの人が作っているんだ〜と西さんの方を向くとサッと隠れてしまった(笑)
「…キッチンにも男いんの？」
「西さんはね、すごい人だよ。」
「…かっこいい？」
「京介くんをひねり潰せそうな感じ(笑)」
「…俺負けるの？(汗)」
ちょっとだけ動揺しているレアな京介くんが見れた(笑)
「…そろそろ戻るね！」
「…はーい。」
私はキッチンにもどり、西さんに話しかける
「西さん、オススメのケーキってなんですか？！」
「全部だわ。」
「…なるほど。」
「イマイチな物俺が出すわけないだろ〜。」
はっはっはーと自画自賛中の西さん
「てか今試食すればいいじゃん。」
「…いいんですか？」
「味知っておかないと困るのは自分だろ？」
西さんはチーズケーキとガトーショコラ、あと季節のケーキ持ってきてくれた
「季節のケーキは、じゃかじゃかじゃか…いちごのシフォンケーキでーす。」
「セルフドラムロール！」
試食をすると聞き付けた店長さんと3人でケーキを食べる
「やっぱり西くんのケーキ最高だね！」
「西さん天才！」
「…あざす。」
美味しすぎる、オススメ全部って言いたくなる気持ちも分かる
「んで、オススメはなんて答える？」
「…全部です！」
「よし、藤田100点だ！」
「人見知りの西くんがこんなに話すなんて…」
西さんとのキッチン初日はとても楽しく終わることができた
店長さんとのレジも楽しかったけど、キッチンも少し忙しいけど楽しく
総じてここのカフェがとても大好きになった
_____
・終わりました！
_____
「…もしもし！」
「今からそっち行くから。」
「うん！ありがとう！」
簡単に電話も終わらせて京介くんのお迎えを待つ
「…京介くん！」
「走るな、走るな。」
「京介くん、お待たせ！」
「うん、待った。」
素っ気ない言い方だけれど
「…帰るよ。」
握ってくれる手はとても優しいんだよね
終わり
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しいたけ(プロフ) - 素の 8LOOMYさん» コメントありがとうございます！前作からなんてとても嬉しいです♪藤牧さんの良さを全面に出すために天然多めに描いています(笑)これからもよろしくお願いします！ (2月22日 1時) (
レス) id: 98fcbdbf9f (このIDを非表示/違反報告)
素の 8LOOMY - 前作から見ていたのですが、主人公の天然に京ちゃんのツッコミがクセになり、いつも笑いながら見ています🤣続きも楽しみにしています！！ (2月21日 22時) (レス) @page6 id: 3ce2eec617 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - いかだべーすけさん» 前作に引き続き嬉しいコメントありがとうございます！どんどん縮まっていく2人の物語をお楽しみください♪ (2月21日 10時) (レス) id: 98fcbdbf9f (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - 綺さん» ありがとございます(T＿T)書いてみたいお話がたくさん思いついたのでこっそり続編を作りました！これからも優しく見守ってくださると嬉しいです♪ (2月21日 10時) (レス) id: 98fcbdbf9f (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - 続編ありがとうございます！！！完結してしまったのかと、寂しかったのですが、嬉しいです！！✨これからも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2月20日 22時) (レス) id: 73d9cc3ce6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいたけ | 作成日時：2024年2月20日 21時
