狂犬モード ページ12
「てかそのバイトやめろよ。」
「う、うん。そうなんだけどね。」
家まで徒歩で帰っている。
愛車(自転車)は京介くんが押してくれて私は手ぶら状態
「店長さんがね、すっごくいい人なの。」
「お前の言うことはもう何も信じられないわ。」
私がバイト先を庇うからか再びお怒りモードになろうとしている
「本当にごめんってば(汗)…あ、そこの角右で。」
「はいはい。」
くそーっと悪態をつきながらも愛車は優しく押してくれる
「…そろそろお家につくから。」
「ん。」
家の近くになったため、ここでバイバイ
「次は？」
「？」
「いつ、俺のために時間作ってくれるの？」
「短時間なら…明日かな？2時間とか。長かったら土曜日とか？予定はないから1日空いてます…。」
少し考えた後
「…じゃあ両方とも空けといて。」
「…！うん、ずっと空けておきます！」
「ん、ずっと空けといて(笑)」
じゃあ、と京介くんは1人で帰って行った
「…ということがあって、帰るのが遅くなりました。」
今は心配していた父、母そして興味無さそうな振りをしながらチラチラこちらを見ている妹に事情を説明中
「あら〜そんなことがね。」
「(驚愕)」
「おねぇの気のせいじゃないの？」
三者三様のリアクションと
「…それよりもA、彼氏いたの？電話越しだったけど良さそうな人じゃなーい！」
とテンションの上がる母
「(涙)」
と少し涙目になっている父
「おねぇ選ぶなんてセンスない人だなー。」
とバカにするやつが1名(怒)
「またお家においで！って伝えなさいよ！」
「うるさい！連れてこないんだから！」
「京介くん！」
「よっ。」
「お家じゃなくて今日は外なんだね？」
「まーな。」
珍しく駅で待ち合わせし、合流
「…てなわけで行くか。」
「どこに？」
「Aのバイト先に決まってんだろ。」
「…(汗)」
いつか連れてきたいとは思っていたけど、こんなタイミングだとは思っていなかった
「いらっしゃー…って藤田さん？」
「て、店長さん…。」
「今日出勤じゃないけど…ってあら、彼氏さん？」
青春ね〜♪とにこにこしている店長さんと
「あの、昨日色々あったんすけど。」
と狂犬モードの京介くん
「…」
「…」
「…(汗)」
「藤田さん、本当なの？ユウキくんが？」
「は、はい。ナガヤマさんが。」
「ということで俺結構心配なんで、今月いっぱいで辞めさせてもいいっすか？」
京介くんは相手が誰だろうと強気だ。
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しいたけ(プロフ) - 素の 8LOOMYさん» コメントありがとうございます！前作からなんてとても嬉しいです♪藤牧さんの良さを全面に出すために天然多めに描いています(笑)これからもよろしくお願いします！ (2月22日 1時) (
レス) id: 98fcbdbf9f (このIDを非表示/違反報告)
素の 8LOOMY - 前作から見ていたのですが、主人公の天然に京ちゃんのツッコミがクセになり、いつも笑いながら見ています🤣続きも楽しみにしています！！ (2月21日 22時) (レス) @page6 id: 3ce2eec617 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - いかだべーすけさん» 前作に引き続き嬉しいコメントありがとうございます！どんどん縮まっていく2人の物語をお楽しみください♪ (2月21日 10時) (レス) id: 98fcbdbf9f (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ(プロフ) - 綺さん» ありがとございます(T＿T)書いてみたいお話がたくさん思いついたのでこっそり続編を作りました！これからも優しく見守ってくださると嬉しいです♪ (2月21日 10時) (レス) id: 98fcbdbf9f (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - 続編ありがとうございます！！！完結してしまったのかと、寂しかったのですが、嬉しいです！！✨これからも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2月20日 22時) (レス) id: 73d9cc3ce6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しいたけ | 作成日時：2024年2月20日 21時
