沖田さん、近づきすぎです【沖田総悟】

沖田さんは掴めない3 ページ8

｢しかも、重症アルな。｣






｢えっ、ちょ、まって、いや………か、神楽ちゃん！？！？そ、それってどういう……｣








｢要するに、『恋』してるアル。サドに。｣







｢嘘…………そんな…………そんな…///｣







｢サドの事思い出して顔赤くしたり、アイツの事ばっかり考えてる時点で、OUTアル。｣








｢……そ、そんな筈…………っ……///｣









｢何より、今否定せずに真っ赤になってる時点でもう決まりアルな。｣








“やれやれ”とわざとらしくため息を付く神楽ちゃん。









｢……も、もう…神楽ちゃんったら……。そうやってまた私を馬鹿にして………冗談もほどほどに…｣









｢私はいつでも本気アル。なんなら姉御や銀ちゃんに……｣









｢あぁーっっ！！！///やめて！お願い！お妙ちゃんと銀さんには言わないで！！お願い！｣









｢何でダメアルカ？｣









｢だって、そんなのバレちゃ…………、……あ………。｣









｢何がバレたらマズイアルカ？何でダメアルカ？｣









ニヤニヤしながら聞いてくる神楽ちゃんに、私の顔はだんだん真っ赤に染まっていく。









｢それとも、早速本人に言ってみるアルカ！？真選組まで案内するアルヨ！｣









｢もう！！！神楽ちゃん意地悪しないで！！この酢昆布サド娘！｣









神楽ちゃんも、沖田さんに負けないくらいのサディストなんじゃ…？

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