. ページ10
.
材料がある程度そろってそうな料理。
そう、カレーだ←←
「えっ、うっま!!!」
『お口にあったみたいで良かった、私これくらいしか出来ないから』
私の手料理を振る舞えば、とても美味しそうに食べてくれた。
素直に喜んでくれるとこも、好きだなって思う。
なんで今そんなこと思うんだろ、なんて考えながら、カレーをひとくち食べた。
「おかわり、ある?」
『ふふ、あるよー、食べすぎないようにね?』
飛びつくようにおかわりを急ぐころん君。
おかわりしてるころん君の背中を見て、クス、と笑いがこぼれた。
「……、笑った?」
『え、そ、んな事ないよ、、?』
口元がにやにやしてるのに気付いたのか、笑ってんじゃん!って叫んだころん君。
『可愛いなぁ、って思っただけだよ』
「……、可愛いは嬉しくないんだけど」
不貞腐れながら私を見つめるころん君。
『ころん君はカッコイイよ、』
「あっそ、」
こんな会話をしても、素っ気ない態度。
でも、それは照れ隠しだって知ってるから。
ご飯を食べ終わり、お風呂も入って、あとは寝るだけ。
『私、床で寝るよ』
「いやいや、僕が床で寝るから、僕のベッド使って」
そんな口論を行い、私がベッドで寝ることになった。
「んじゃ、おやすみ、」
『あ、待って、』
部屋から出ていこうとするころん君を呼び止め.背伸びをして頬にキスをした。
「えっ、///」
『おやすみ、の、ちゅー、……///』
今日、カレカノっぽいことしてないからこれくらい良いよね。
「……口、口にしてよ」
『えっ、』
ん、と目を瞑って私のキスを待つころん君。
『いや、無理だよ、、、恥ずかしい///』
頬で勇気出して頑張ったのに、その上の口をやるなんて、、。
「えー、いいじゃん、」
『頬で許して、///』
「じゃあいいや、僕からやる」
『んんッ、』
突然のキスに驚いたけど、私は受け入れるように、開いていた目を閉じたのだった。
____後日。
「寝る前にあー言うのやめてよね」
『ごめんなさい、』
ころんの理性について知ったAだった。
.
35人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青色プリンス。(プロフ) - れみさん» そう言っていただけるのは本当にありがたいです(´;ω;`) (2021年9月27日 6時) (レス) id: 55f7429373 (このIDを非表示/違反報告)
れみ - 青色プリンス。さん» 了解です!新作が思いついたらすぐ言ってくださいね。あと、いつでも相談していいですよ! (2021年9月26日 22時) (レス) @page28 id: a7167675d7 (このIDを非表示/違反報告)
青色プリンス。(プロフ) - バスケさん» いえいえ!完璧な女性です!!すとぷりにぬまりすぎてるオタク系女子です!!青プリって気楽に呼んでくれて良いですよ(●´▽`●)新作は今のところ予定は無いですが、ネタが思いついた時に作ったら、その際はよろしくですm(*_ _)m (2021年9月26日 21時) (レス) id: 55f7429373 (このIDを非表示/違反報告)
れみ - 呼び方、あおぷりちゃんでもいい? (2021年9月26日 20時) (レス) @page28 id: a7167675d7 (このIDを非表示/違反報告)
れみ - あっ、バスケって人私です!ごめんなさい。名前間違えました。テヘッ((>○<)) (2021年9月26日 19時) (レス) @page28 id: a7167675d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青色プリンス。 | 作成日時:2021年9月15日 16時