ダイスキ。【青】

メガネ姿を見てほしいの。 ページ20

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『ころん君、見てみて〜！！』



「ん？？」







私の教室に遊びに来たころん君。

クラスが違うから見せる機会がないもの。








そう、授業中の自分だ！！(は？)









『じゃーん！』









私はあいにく目が悪く、授業中はメガネをかけている。

普段はかけてない、かけなくても見えるから。






でも、私の学校の先生ほぼ文字小さいから読みにくい。

そういう理由でメガネをかけるようになったのだ。









そう、ころん君は私がメガネをかけているということを知らないのだ。









「……メガネ？」


『そう！私のだよ！』









私のメガネを見ても楽しくないだろうけど、少しでもなにか思って欲しい。

なんて私の私情なんだけど。








「Aって目悪いんだね」


『そこまで悪くないけどね？』









どお？って聞いてみたら、普通、と答えられた。

まぁ、ころん君だしそんな感じか。







メガネを戻そうとしたらころん君が小さく、こう言ってくれた。









「似合ってるよ、」


『ッ！』









それを見ていた私のクラスメートはほわほわしてたんだそう。







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