双星の陰陽師 最強の陰陽師

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士「未稀…」

未稀が入院してから１日目
まだ目は覚めていない

士「また、お前の手つかみ損ねた今度は、しっかりと掴むから
もう、離さないから
目を覚ましてくれ！」

貴「ちゃんと掴んでて……もう、離れられないように……」

士「未稀！」

貴「離さないでね」ﾆｺｯ

士「あぁもう、離さない！」

貴「ねぇ、士門」

士「なんだ？」

貴「私…士門のこと…『未稀ちゃん！』繭良！？」

繭「大丈夫？」

貴「大丈夫だよ」ﾆｺｯ

繭「良かったー」

貴「心配してくれてありがとう」

繭「そりゃあ、心配するよ
友達だもん！」

貴「ありがとう、繭良」


そして、未稀はめでたく退院した

そして、数日後の午後

？「やぁ、未稀ちゃん」

貴「なにしにきた」

？「僕言ったじゃあん、また会おうって」

貴「私も言った、貴方に会いたくないと」

？「今日は、君の望む夢の世界に案内してあげようとおもってさ」

貴「私は、行かない」

？「お試しでさ」

貴「お試し？」

？「そう、君が１度行って来て気に入ったらずっといるといい」

貴「私が気に入らなかったら？」

？「元の世界に返してあげる
行って損はないと思うよ〜」

貴「わかった、行く」

？「そうこなくちゃあ
じゃあ、目をつぶって

それじゃあ、いくよー

はい

ここが夢の世界だよ」

貴「何も、変わってない」

？「でもね、士門君の態度は変わってるよ
まぁ、楽しんでよ」

貴「楽しむって……言われても困る…」

？「またね〜」

貴「悪いやつなのか、良いやつなのか分からない」




〜作者〜
入院しすぎだろって思わなくていいよ〜

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