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そのあとユリは、アスナにあった
貴「ママ、ごめん」
ア「なにやってんの！」ｷﾞｭｯ
アスナは、ユリを抱き締めた
ア「パパの帰り待とう」
貴「うん…………はっパパ！」
ア「えっ、……キリト君」
キリトが振り向いた
キ「ごめん。…俺も、負けちゃつたよ」
ア「……バカ」
キ「……アスナ」
キリトの胸にアスナが飛び込んできた
それを見ているユリ
貴「むぅー」
口を膨らませたユリにアスナとキリトがきずいた
貴「ずるい！」
キ「わるい、わるいほら、おいで」
貴「へへっ」
ア「ここは……どこだろう？」
キ「アインクラッド」
キリトの呟きにアスナが頷いた
茅「なかなかひ絶景だな」
キ「あれは、どうなってるんだ？」
茅「比喩的表現……と言うべきかな
現在、アーガス本社地下五階に設置されたSAOメインフレームの全記憶装置でデータの完全消去作業を行っている。あと十分ほどでこの世界の何もかもが消滅するだろう」
ア「あそこにいた人たちは……どうなったの？」
茅「心配には及ばない。先ほどー生き残った全プレイヤー、六一四七人のログアウトが完了した」
キ「なんでーこんなことをしたんだ……？」
茅「なぜーか。私も長い間忘れていたよ。なぜだろうな。」
貴「あなたは、小さい頃にその情景に取りつかれ
年経ごとにどんどんリアルに、大きく広がっていった。この地上から飛び立って、あの城にいきたい……長い、長い間、それがあなたの唯一の欲求だった
ですよね、茅場昌彦先生」
茅「君は…梨絵君か
ずいぶん大きくなったな」
貴「ありがとうございます」
茅「君はどこからダイブしたんだ？」
貴「それは…」
茅「はぁ、君は天才のに少しだけ幼さが残っているなぁ」
貴「私は、子供です！」
茅「そうか、わるいな」
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作者名：Yure | 作成日時：2017年8月10日 16時
