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戦いは一時間にも及んだ
貴「あぁ…パパァ……ママァ」
ユリはアスナとキリトの所にいこうとするが崩れ落ちた
アスナとキリトはユリに近寄り座った
アスナはユリを抱き締めた
キ「頑張ったな」
貴「うん」
ク「何人ーやられた……？」
キ「十四人、いなくなった」
ク「……うそだろう……」
キリトはヒースクリフに斬りかかった
ア「キリト君……？」
[Immortal Object]不死存在
ア「キリト君、何をー」
ア「システム的不死…？…って…どういうことですか…団長…？」
キ「これが伝説の正体だ。この男のHPはどうあろうとイエローにまで落ちないようシステムに保護されているのさ……不死属性(持つ可能性があるのは……NPCでなけりゃシステム管理者以外有り得ない。唯一人を除いて……そうだろう茅場昌彦」
ア「団長…本当…なんですか……？」
ヒ「確かに私は茅場昌彦だ。付け加えれば、最上層で君達を待つはずだったこのゲームの最終ボスでもある」
キ「……趣味がいいとは言えないぜ。最強のプレイヤーが一転最悪のラスボスか」
「貴様…貴様が…。俺たちの忠誠ー希望を…よくも…よくも…」
「よくもーッ」
誰かがヒースクリフに斬りかかろうとしたとき
ヒースクリフが皆を麻痺状態にした
ア「あ……キリト君……っ」
キリトが振り向くと、アスナも地面に膝をついていた
だが、ユリの姿がなかった
ユリは何か考えがあるのだとキリトは思った
キ「どうするつもりだ。この場で全員消して隠蔽する気か……？」
ヒ「まさか。そんな理不尽な真似はしないさ
こうなっては仕方がない。予定を早めて私は最上層で君たちの訪れを待つとするよ
だが…その前に…キリト君、君には私の正体を看破したリワードを与えなくてはな。チャンスをあげよう。今この場で私と一対一で戦うチャンスを。」
ア「だめだよキリト君…！」
キ「ふざけるな
いいだろう。決着をつけよう」
ア「キリト君っ…！」
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作者名：Yure | 作成日時：2017年8月10日 16時
