大家さんはモテモテ？ (ページ2)

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由紀(はぁ〜疲れたなぁ)

私は、仕事帰りにのんびり家に帰る途中でした

家って言ってもアパートみたいな物だけど笑

玄関に向かおうとした時、人が倒れている姿を

目撃したのであった

由紀(え、大丈夫ですか？……って、大家さん？)

大家(うっ……ゆ、揺らさないで……)

由紀(あ、すいませんっどうされたんですか)

あまりにも急なので、話を先々進めてしまった

大家(あっあの……)

由紀(お、大家さんしっかりしてください！)

とにかく、救急車を呼ぶ事になり

私も一緒に着いていきました。

その後

先生(ぎっくり腰ですね)

由紀(え、ぎっくり腰ですか？)

先生(そうですしばらくは安静にして置いた方がいいですね)

由紀(はぁ…… よかった)

先生(けど、このままでは帰れないので、しばらく入院するしかありませんね)

由紀(に、入院……ですか)

ぎっくり腰でも……入院するんだ……

初知りだわ……

先生(様子を見るしかありませんね)

由紀(は、はい)

病室

大家(あ、由紀ちゃん)

由紀(大家さん、大丈夫ですか？)

大家(元気だよ腰以外は〜)

普段と変わらない呑気な大家さん

由紀(入院するらしいですよ)

大家(そうみたいだね困ったなぁ)

由紀(そうですね)

大家(私がぎっくり腰しなければねぇ)

由紀(どうするんですか？大家さんは？)

大家(こんな事だし、由紀ちゃんに任せるしかないね)

由紀(ですよね…… ……えっ？今なんと？)

大家(由紀ちゃんに暫く大家さんをやって貰おうかな
はい、これ決定ね)

由紀(えーー！あたしがですか？)

大家(細かい事はノートに書いてあるから宜しくね
あたしの変わりに〜)

なんと、私が……大家さん？になったのです