学園の王子さまの恋【歌い手】【BL】【学パロ】 (ページ27)

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坂田side

そらるさんが転校して1週間が経った

僕のせいだ…全部僕のせい…

僕がまふの妹に惚れられたから駄目だった

なんで僕なん？

他の人でも良かったんとちゃう？

もう意味わからん…嫌になるわ

坂田「僕のせいや…」

歌詞太郎「ちょっと、坂田くん？

今は歌詞太郎先生の国語の授業だよ

何喋ってるのさ～」

坂田「僕のせいで…！

僕のせいで何もかもが！！変わったんや！」

まふまふ「っ！！さかたん落ち着いて！」

僕が悪い全部何もかも僕のせい

まふが誰かに電話している…誰かは

分からないけど…そんなの気にしない

坂田「あぁ！あぁぁぁぁぁぁ！！」

ずっと叫んでいる

まふの電話も終わっている

さっきまであと30分くらいもあった

授業も終わっている

皆止めようとしてるけど足が止まってる

まふだけが僕を止めようとしてくれてる

でも駄目なんだ…僕が悪いんだ

こんな状況にしている…

また僕は悪い事をした

誰か…助けて…誰かっ……

＿＿＿＿＿＿そらるさん

そらる「っ！坂田！！！」

坂田「……そらる…さん」

そこには僕が愛おしくてたまらない

息を切らしているそらるさんの姿があった

そらる「落ち着いて…大丈夫だから

坂田は何も悪くないから…」

まふ以外の皆驚いている…転校した

姫がここに居るのだから当たり前だ

そらる「まふから電話貰ったの

坂田が暴れたって…泣いて、叫んでるって」

坂田「でも授業中だったんですよね…

大丈夫なんですか？」

そらる「そんなの大丈夫…

俺は坂田の安全の方が大切だから」

そらるさんは何も悪くないのに

涙を流して僕を抱き締めてくれている

坂田「うっ…そらるさっ…僕のせいでっ

ごめ…なさい」

そらる「気にしないで？大丈夫だから…

それと、さっきも言ったけど

坂田のせいじゃないよ…これは

誰のせいでもない…俺が一番悪いの」

坂田「そんな事ないっ！そらるさんはっ」

そらる「坂田…話聞いて？」

坂田「…！」

そらるさんは俺の耳元に唇を近付けてきた

そしてこう呟いた

そらる「＿＿＿…＿＿＿＿＿＿＿＿」

坂田「っ！……え」

僕はその場に唖然として立っていた

そらる「それじゃぁ俺学校戻るね

りぶ待ってるし」

そう言いそらるさんは帰った

マジかよ…////そらるさんの馬鹿！