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廻り合い ページ3

ツナside



ー養成所ー




ツナ「ファ……ちょっと眠たいかな…」




この世界には魔法が存在し、魔法の他に呪術や呪いの類も存在するらしい

養成所では俺の魔法適合は火、水、風、土、陽、陰全てに適性があるらしい

それも全てに【属性適合の加護】の恩恵らしい

この世界には加護を持つ人が大体100人に1人の割合らしい、その中でも複数の加護持ちは1000万人に1人らしい

ユリウスに勉強を教えて貰っている時に教えて貰った事だ、あのラインハルトも複数の加護持ちで40以上持っているらしい

そう言った具合に何故か俺にも複数の加護を所持しているらしい(ラインハルト曰く)

状態異常を無効化にする【解毒の加護】

魔法攻撃の五割軽減する【魔避けの加護】

少し先の未来を見る事の出来る【予知の加護】

魔獣寄せの加護、魔獣避けの過去

不幸の加護、幸運の加護

と何か矛盾した加護を複数持っていたり…




ツナ(ま…加護を持っていても使い方が今一分からないから宝の持ち腐れなんだよなぁ…!!)



そんな事を思っていた時、全身にとてつもない違和感が襲う



ツナ(超直感が反応したんだ…街の人達が危ない!)ダッ


教官「サワダ!!」




俺は養成所を飛び出した

教官や同期の候補生の呼び掛けに脇目を振らず

ただ一点を走った





ー南正門ー


ここは首都入り口の正門前



ツナ「!やめろ!!」ブンッ

ガッ キイッ

??「…なに?」



視界に入ったのは行商人の一団が襲われていて、咄嗟に持ち出した木剣で湾曲状のナイフを受け止める

全身黒の衣装に身を包んだ集団

噂話で耳にした…魔女教!



ツナ「ここは俺に任せて逃げろ」ギリッ

行商人「は、はい!!」ダッ



??「…貴方は…誰でしょう?」ギッ



ツナ「…近衛騎士団・騎士候補生・サワダ・ツナヨシ…訳あってボンゴレと名乗っている」スゥゥ…


??「私は魔女教大罪司教・傲慢担当・ケフェウス・プロメテウス…おこがましい騎士ですらない雑草に我が一太刀を受け止めるなど…」




ケフェウス・プロメテウス…他の魔女教と違い顔を隠していない、見た目は20代後半…

容姿は黒髪で少し長く紐で一つに括っている、細身だが筋肉質に見える…

ぱっとみ見えている所で所持している武器は湾曲状のナイフ一本のみ…




ケフ「嗚呼ああアア!!実に烏滸がましい!まだ何者にすらなっていない若造が私の高貴で!優雅で!美しい死をあの者に与え様としたのにぃ!!実に不愉快!実に煩わしい!」

傲慢の権能→←養成所での日々



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作者名:修羅 | 作成日時:2020年10月17日 6時

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