虫の知らせ ページ35
エンマside
ー京都のとある町並みー
時刻は日が昇る数十分前
ズドォンッ ズドォンッ
ズドドドオオオオン
ドゴオオオオオオオオオオン
エンマ「ぐっ…」ベチャッ
??「弱いなその程度か?…その戦闘術…お前に合っていないようだな」
エンマ「…」汗
僕は任務の為に京都にやって来ていた
町を探索していた時に遠くで爆発音がした
僕は直ぐに鬼と判断した…
何人の命が僕の掌から零れ落ちた?
町の人々は逃げ惑う…
奴の顔はわからない、ひょっと子の面をしていて服装は和服…帯は独特な藍色に波紋の柄…
しかもコイツ…【刀物】を使う剣(つるぎ)型の…
その上で僕が刀を用いた戦闘が不向きと即座に言い当てた
エンマ「そうだね…確かに刀を主軸にする戦闘は向いていないかな…なら」ギュルルル
??「ほう…」
超エンマ「なら僕が最も得意とする武術で圧倒させてもらう」
??「純度の高い大地属性の炎か…」
超エンマ「ーーー!!」
コイツ…死ぬ気の炎…しかも大地の炎を知っている!!
??「久方ぶりに高揚しそうだ」ブワッ
超エンマ「なんて…殺気だ…!!」
ドゴオオオオオオオオオオン
ドゴオオオオオオオオオオン
ドゴオオオオオオオオオオン
………
……
…
ツナside
ー古里炎真が京都と戦闘中と同時刻ー
俺は愛馬グラニに股がり夜の闇を駆けた
俺が汽車に追い付いた時、最後尾から頭の方にかけて脱線して横転していた…
ツナ「……この汽車に鬼が同化していたのか」汗
そんな鬼…今までいなかったぞ
ツナ「そんな事はどうでもいいまずは乗客の命だ」
ドゴンッ
ツナ「!!なんだ今の音は…」
判断を間違えるな、この人達は杏寿郎さんと炭治郎達が救った命だ
見捨てる訳にはいかない!!
ツナ「エンマ程力はないけど…大地の重力」ブンッ
俺は救助活動を開始しツクヨミを開口し戦況を見にいかせた
そして十分もしない内にツクヨミが慌てて俺を呼びにきた
俺は大慌てで向かった
俺は全速力で走った鬼と杏寿郎さんの会話が黙視出来る距離まで…
ツナ「杏寿郎さん!!」
??「杏寿郎死ぬな」
杏寿郎「ハァ…ハァ…ハァ…」
炭治郎「っ!!」汗
伊之助「…」汗 ビリビリビリ
杏寿郎「俺は俺の責務を全うする!!ここにいる者は誰も死なせない!!」
ツナ「あの構え!!奥義を放つつもりか!!杏寿郎さん!!」
間に合え!!間に合え!!
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修羅(プロフ) - 髑髏様、本当ですね、すみません(^^; 次から気を付けますね (2019年12月8日 15時) (レス) id: ded5495f5c (このIDを非表示/違反報告)
髑髏 - 一世の名前はジェットじゃなくジョットですよ (2019年12月8日 10時) (レス) id: 29b28b7d13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:修羅 | 作成日時:2019年11月12日 23時