テロのその後 �� ページ30
綱吉side
俺は世界各国の世界政府が揉み消した内容を要点と全体の背景を暈しながら話した
綱吉「ある国の役人は集団で若い夫婦を顔の形が変形するまで暴行し続け金品を巻き上げた。ある者は権力を翳し、国民から道理の通らない重税を貸した」
吉田「ヒデェ話だな」
寺坂「胸糞だな…」
綱吉「ある者は警察が押収した激薬を横領し、それらを横流しにした。更にはそれを告発した警察官はその直後に不自然な失踪」
藤原「…」汗
綱吉「ある集団は女性と無理矢理に行為に及び恥辱の限りを尽くしただけには飽きたらず。その親や恋人、友人の前でも公開処刑と言わんばかりに恥辱に走ったそうだ」
石上「…」汗
白銀「マジかよ」汗
綱吉「ある者は守るべき市民をリンチし、両目の視力を奪った者。ある者は警察を買収し、無実の者を陥れた者もいる」
ｽﾐｼｰ「…」汗
柏木「…」汗
綱吉「ある者は裏社会の住人に武器を横流し、争いを誘発した者もいる。ある者は幼い子供達を的に機関銃を乱射した奴もいる」
炎真「…」
綱吉「ある国は権力を翳し、市民に強制労働を強いたり、強制徴兵を行っている。ある国は人体実験を行っている」
四宮「…」汗
ｽﾐｼｰ「…」汗
綱吉「…。今話したのは全体的に極一部なんだ。権力を得た者達は暴走している。もはや…世界政府何て名ばかりのクソの役にも立たない腐りきった組織に成り下がってしまった」
皆「…」
綱吉「書く言う日本も似た様なモノなんだけどね…」
藤原「え？」
綱吉「烏間中将と同じ階級の役人…。ソイツが日本で起きている案件を握り潰し、甘い汁を啜っては用がないと判断すると…。案件を我々に押し付けては手柄を自分のモノにしているんだ」
皆「！」
烏間「沢田君！それ以上は！！」
綱吉「俺が世界政府に席を置いている理由は…。ソイツを失脚させ、烏間中将を更に上層部まで上り詰めてもらう。それが俺の当面の目的だ」
俺は敢えて、烏間先生の後ろ楯を得るためとは言わなかった
寺坂「おい沢田、特定まで済んでるのに何で実行に移さねぇんだ？。お前の権力があれば多少は楽だろ？」
綱吉「問題はそこなんだ。奴は2年前、あの【包囲作戦】の立案し実行に移した…。世界政府の中でも特別な地位にいる…」
竹林「！」
寺坂「っ！」
吉田「！」汗
炎真「…」ﾋﾟｸｯ
綱吉「多少周りくどくても、奴には地獄を見せてやる…。それが…俺にとっての最後の復讐だから」
続く
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作者名：修羅 | 作成日時：2022年4月21日 1時
