大空と生徒会 Ⅲ (ページ28)

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テロのその後 Ⅲ ページ28

白銀side

綱吉「いや…勝手に殺すな。俺は生きてるから」汗

白銀「沢田…！」

烏間「誰も沢田准将が死んだとは言っていない」

炎真「まぁ確かに…」

吉田「そもそもあんな爆発で沢田が死ぬとは思ねーし」

寺坂「コイツはタフだからな…」

綱吉「まぁ…爆発には慣れてるしなぁ～」

現れた沢田は上半身は半裸というか…スーツの上着を肩に羽織っており、身体と腕は全体的に包帯を巻いていたのが見えた

顔も右頬にはガーゼを貼り、所々には貸すかに擦り傷が伺え、額も包帯に覆われていた

白銀「沢田…お前…」

綱吉「ごめんね。心配させたよな」

沢田は困った様に笑った

炎真「ツナ君、聞かせてよ。あの爆発の後の事」

藤原「そ、そうです！。何度連絡しても通じなくて！」

綱吉「あぁ…。俺の携帯、あの時の爆発で落としたみたいでさ、瓦礫の中だと思う…。あの時のーーー」

綱吉side

綱吉「だって俺は不死身の沢田綱吉だ」ﾆｯ

律『！！。はい！そうですね！』

【00:00】

タイマーが0になる直前に観覧車の扉をもぎ取り、盾代わりした

薄く雷の炎で強化コーティングも施して

【ドガアアアアアアアアアアン】

爆発による爆風により、俺は空中に投げ飛ばされた

しかし、特殊な液体が混じった爆弾は威力が凄まじく

第２波の爆発爆風に巻き込まれた俺は吹き飛ばされ

綱吉「ぐあっ！！」ドボンッ

水族館の中…水の中に落ちてしまった

泳ぐ事の出来ない俺は沈み、簡易式の酸素ボンベを取り出すも

綱吉「ブグッ！」(しまった！瓦礫に当たってボンベが！！)

水槽内にボンベを落としてしまい

死ぬ気化を試みようとしたが、酸素が尽きたのか俺は段々と…

綱吉「グポッ！！」(ヤバい…い…しき…が…)ﾌﾞｸﾌﾞｸ…

俺はここで意識を失った…

………

……

…

寺坂「おいおいマジかよ。よりによってお前のいっちゃんの弱点で死にかけてるじゃねーかよ」

炎真「よくそんな状態で生還出来たね」

綱吉「あぁ…実はイリーナから聞いたんだけど」

………

……

…

鶴田「酷い有り様だな…」

園川「足の踏み場もありませんね…」

ｲﾘｰﾅ「沢田…」

建物は半壊しており、水槽は割れ館内は水浸し…

生存は絶望的かと思われたそうだが

園川「あっ！あそこ！」

ｲﾘｰﾅ「！！」

綱吉「…」

ジンベイザメの背中で気絶している俺を発見したそうだ

そこから俺は今朝まで気を失っていた