大空と生徒会 Ⅲ (ページ27)

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テロのその後 Ⅱ ページ27

白銀side

俺達は突如現れた

フランス校の生徒会長の古里炎真とその友人等とおぼしき面々が面会を希望した事により

烏間室長なる人物の部屋に入れる事になった

白銀(顔コッッッワ！！)

烏間「…」

寺坂「おい、マジでどうなってるんだよ。綱吉の野郎は無事なのか！」

竹林「律からはまだ沢田君の情報が何もないと報告を受けています」ｸｲｯ

吉田「刺されても死なねぇ様な奴だ！。無事に決まってるだろ！」

炎真「何故…ツナ君に行かせたんですか？。彼が近くに居たからですか？」

石上「TVで報道されたあの爆発で生きてる事前提で話せるの凄いですね」ﾎﾞｿｯ

白銀「あ、ああ」ｺｸﾝ

烏間「…。まずは事の顛末から話さなければならないな…」

俺達は事の発端の説明を受けた

最初に爆発予告を受け取った警察や世界政府の上層部はイタズラ程度にしか認識していなかった事

しかし予告通りにとあるデパートが爆破、半壊した事

その直後に新たにファックスで予告文と暗号が送られてきた事

暗号は自力で解いたものの、既に時間が経過しており、爆発物処理班を向かわせたが夏休みの渋滞で遅延…

そんな中、偶然にも現場に居合わせた沢田から連絡を受け、状況を伝えたそうだ…

最初は順調に爆弾の解体をしていたが、爆弾に取り付けられていた液晶パネルには次の爆弾を記すと表示され…

沢田は犠牲者を出さない為に爆弾の解体を中止し

その時を待ったとの事だった…

寺坂「綱吉の野郎らしいっちゃらしいな…」

吉田「だな…」

ｽﾐｼｰ「…」

四宮「その…沢田君は…」

烏間「…律が最後に沢田君の記録した言葉はこうだ」

皆「！！」

四宮「最後…って…そんな」

ｽﾐｼｰ「…」ｷﾞﾘｯ…

白銀「嘘…だよな」

石上「…沢田……先輩」

藤原「…」

四条「…」

烏間「【だって俺は不死身の沢田綱吉だ】…そう言ったと同時に観覧車は爆発した」

藤原「沢田くんが死んじゃうなんて！！。うぇぇぇぇん！」
四宮「藤原さん…」

ｽﾐｼｰ「…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…

藤原は堰を切ったかの様に号泣し

そんな藤原を四宮が宥める

四宮の瞳には涙が溜まっていた

白銀「沢田…」

石上「先輩…ﾋｸﾞｯ…ﾋｸﾞｯ」

炎真「…」

寺坂「…」

白銀「沢田………。本当に…死んでしまったんだな…」

綱吉「いや…勝手に殺すな。俺は生きてるから」汗

皆「えええええええええ！！！！」

白銀「沢田…！」

烏間「誰も沢田准将が死んだとは言っていない」