大空と生徒会 Ⅲ (ページ19)

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水族館 Ⅳ ページ19

四条side

黒川花と言う人に綱吉は突然平手打ちされ…

綱吉「マキさん。いいよ、ありがとう」

四条「え…？」

綱吉「彼女が俺に対して怒るのは当然だろうからね…。いいんだ」

四条「この人達が綱吉に怒るって…なにを…」

黒川「………。沢田は前に2人を拒絶したのよ」

四条「沢田が…拒絶？」

信じられない…沢田が拒絶してる所なんて想像出来ない…

黒川「沢田アンタ本当に最低だよ。アンタに好意を寄せて、アンタの事を思って…。アンタはそんな2人の気持ち知ってたろ！。なのに2年前は3人もはべらして！。今もまた！！」

沢田はそう言われら少し間を置き言い放った

綱吉「…。俺が誰と居ようと俺の勝ってだろ？」

黒川「沢田っ！」ｷｯ

黒川花と言う人が再び綱吉に再び握り拳で殴ろうとした瞬間

？？「やめて花！」

？？「ツナさんだけが悪いんじゃないんです！」

黒川「あんた達…」

？？「全部が全部、ツナ君が悪い訳じゃないの！」

？？「そうです…。私達にも原因はありますから…」

綱吉「………。黒川花、君の言う通り俺が最低最悪なクズ野郎なのは間違いないと思う」

黒川「…」ｷｯ

綱吉「だから………笹川京子、三浦ハル。改めて言う。もしも俺と出会う事があっても…【はじめまして】だ」

綱吉は…あの日よりも暗く、瞳に光が無かった

ううん…絶望している様にも見えて…

何より…あの日、暴漢に言い放った時よりも冷たい声色ではっきりと綱吉は言った

笹川「！」

三浦「！」

黒川「沢田ァっ！！」ｷｯ

黒川花は再び綱吉の胸ぐらを掴み、今直ぐにでも手が出そうだった

四条「ちょっと！。アナタ、本当にいい加減にしてよ！」

黒川「ああん！もううるさいわね！。さっきからアンタは一体何なのよ！」

四条「私は綱吉の友達よ！。どんな理由があっても私は友達を見捨てないのよ！」

三浦「ツナさんの…」

笹川「友達…」

黒川「…」

綱吉「もういいだろう。他の客の迷惑になる。行こう、マキ」

四条「…」汗

確かに…私達の周りの人達はかかわり合いになりたくないのか遠ざかり、遠目で見ていた

騒ぎを聞き付けた従業員も数人やってきた…

綱吉は従業員がくる前に歩きはじめ、3人の横を通り過ぎる

綱吉「黒川、君と了平さんの事はすまないと思っている」ﾎﾞｿｯ

黒川「！」

笹川「…」ｷﾞｭｯ…

四条(了平…？)

綱吉は…近くにいる人にしか聞き取れない様な小さな声でそう言った