水族館 �� ページ18
四条side
綱吉「ほんと、最後まで冷たく出来ない人(女性)だね。君は」
四条「ふん！。そうよ、私は義理堅いの」ﾌﾝｯ
綱吉は不思議な奴だ
一見、上から目線の冷たい口調で話すけど
その実、その口調には似合わない程彼は優しい
多分…彼は仮面を付けている
誰にも本心を、心の内を見せない様にする為に…
その為の処世術なんだわ
四条(綱吉は…多分、一度綱吉自身が気を許した相手にはとことん心を開くタイプの人間だ)
不思議と彼には包容力を感じる
相手包み込む様な…けど、全部を染め上げる様な…
四条(きっと…これは綱吉のカリスマ性なんだわ…)
あの時は確かに綱吉は怖かった…
犯人を撃った時…躊躇してなかった…
四条(けど…綱吉は学園内でも自身に降りかかる火の粉以外は意に介してない…)
何時も自分意外の誰かの為…
ほんと…変な奴…
綱吉「ありがとうございます。マキ？」
四条「え！あ、うん。渚達の所に戻ろっか」
いけないいけない
深く考え事しちゃってた
渚と翼君も首を長くして待ってるだろうし早く戻らないと…
？？「あんた…沢田？」
四条「ん？」
綱吉「！！」
私達の背後から女性客が声を掛けてきた
私は振り向き、声の本人を確認すると、黒髪ロングでウェーブが掛かっていて少し細目が特徴…
その後ろには黒髪で髪をアップにしてポニテが似合う娘と茶髪の大きな瞳が特徴的で可愛い2人…
四条「綱吉の知り合い？…綱吉？」(アレ…綱吉の顔…血の気が引いてる？)
綱吉「………。黒川…花」
黒川「…っ！」
四条「なんだ。やっぱり綱吉の知り合いじゃあーーー」
《バチンッ》ﾊﾞｼｬｯ
四条「っ！！！！」
綱吉「…」ﾂｩ…
黒川「沢田！アンタいいご身分だね！。前に会った時とは別の娘はべらして！。このクズ野郎！」
？？「花！」
？？「はひっ！花ちゃん！」
黒川花と言う女性は綱吉と認識した瞬間、綱吉の頬を平手打ちをした
平手打ちの拍子に綱吉が持っていた売店で購入したジュースを溢した
強く叩かれた為だろう、綱吉は唇を切ったのか血が一筋流れた
四条「ちょっと！あんたいくら何でもいきなり何なのよ！。綱吉アンタ大丈夫？？」汗
綱吉「あぁ…」
黒川「あんたこそ黙ってなさいよ！。私はこのゴミクズ野郎と話してるのよ！」
四条「ハァっ！」
綱吉「マキさん。いいよ、ありがとう」
四条「え…？」
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作者名：修羅 | 作成日時：2022年4月21日 1時
