大空と生徒会 Ⅲ (ページ15)

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キャンプその⑬ ページ15

綱吉side

昼食を終えた俺達は各々がしたい事をしまくった

白銀君と四宮さんはディーノさん付き添いの下、乗馬

石上くんは正一とスパナの開発するメカに興味津々だった

早坂(ハーサカ)さんはリン達女子団の中で会話を楽しんでいた

書く言う俺も家族サービスに徹した

そして俺達はーー

ー夜ー

キャンプファイヤーを楽しんでいた

石上「綺麗なもんですね」

綱吉「苦労して組み上げたかいはあったよな」

白銀「だな」

四宮「…」ﾊﾟｼｬｯ

四宮さんは一歩俺達から離れた所からキャンプファイヤーの様子を写真に納めていた

石上「…また、皆さんと集まってこう言う事したいですね」

白銀「そうだな。なに、機会ならまたある。その時も存分に楽しもう」

石上「会長…はい」

綱吉「その時は藤原さんも一緒かな。じゃないと後から仲間外れ！ってピーピー泣くだろうし」

四宮「ふふ。そうですね」

白銀「それで沢田。今回のキャンプの事は藤原書記には伝えたのか？」

綱吉「伝えたよ？。電話越しでギャン泣きされたけど」

四宮(したんだ)汗

綱吉「まぁ…。交渉して今回は我慢してもらったよ」

………

……

…

ﾊｰｻｶside

かぐや様達がキャンプファイヤーを楽しまれているのを一番後ろで眺めていました

いいなぁ…かぐや様…

綱吉「早坂さんは交じらないの？」

ﾊｰｻｶ「沢田様！私は」

綱吉「大丈夫だよ。皆キャンプファイヤーに夢中だし。向こう以外に人の気配しないし」

ﾊｰｻｶ「沢田様は暗殺者か何かですか？」汗

綱吉「次は変装なしで…。本当の君と思い出作りしたいね」

ﾊｰｻｶ「！」///

何なんですか！その口説き文句は！

殆ど告白やプロポーズじゃないですか！

ﾊｰｻｶ「…沢田様。１つお聞きになってもよろしいでしょうか？」

綱吉「ん？」

ﾊｰｻｶ「…どうして今回沢田様はかぐや様の為に今回の企画を実行されたのですか？」

綱吉「その事か…。正直な所、俺は四宮さんや生徒会の皆に思い出作りをして欲しかったんだ。彼等、マトモな遊びの誘いもろくに出来てないし」

ﾊｰｻｶ「それは…まぁそうなのですが」汗

綱吉「せっかくの貴重な高校生の夏休みが何も彩る思い出が無いのって…結構寂しいからさ」

やっぱり…沢田君は優しい

だから羨ましい…沢田君に手助けされるかぐや様が…

綱吉「早坂さんにも思い出作りして欲しかったんだ」

ﾊｰｻｶ「っ！」///

本当にこの人は…！素で狡い！