キャンプ その�� ページ13
四宮side
ー林の中ー
私達は枯れ木を集める係り
全体行動で集めているんですが…
矢田「陽菜乃ちゃん久しぶりだねぇ〜」
倉橋「武ちゃんから今日マグロの隠れ家に行くって言うから声掛けて正解だったよ〜」
不破「有希子ちゃん達はどう？。マンション暮らしは馴れた？」
神崎「うん。だいぶ馴れたよ。もう１年以上になるし」
岡野「まぁ、ぶっちゃけツナが所有してるマンションただで使わせて貰ってるし。だから私は食料品とか生活用品くらいどからねお金掛かってるの」
四宮汗
それもそうよね…
彼女達は中学時代の旧友…
コミュニティは出来上がっている
その中にパッとでの私が居たんじゃ絡み辛いですよね…
倉橋「かぐやちゃんって副会長やってるんだよね！」
四宮「はい、そうですよ。秀知院学園の副会長を勤めています」ﾆｺﾘ
岡野「隼人から聞いたけどツナも生徒会の役人やってるんでしょ？。ドジとか踏んでない？」
四宮「ドジだなんて…。何時も助けて頂いてばかりですよ」
なるほど…
この感じ…この人達…会長や沢田君と同じ人種なんだわ
いい人達だ…
沢田君の人徳が垣間見えて…
さっきまで居心地が良くなかったのに…もう…何も感じない
神崎「四宮さんの瞳って綺麗だね。とっても綺麗な紅色をした瞳」
四宮「あ、ありがとうございます」///
何故でしょう…これまで社交界の場でも散々誉められてきた
なのに何故、こんなにも照れ臭いのでしょう…
不破「困った時はツナに頼るといいよぉ〜。必ず力になってくれるから」
矢田「うん。何時も相談に乗ってくれるし」
四宮「ええ、存じています」
岡野「けどその分、隠し事が本当に多いんだよねぇ〜」
神崎「うん。多い、私にも話してくれないもん」ｸｽｸｽ
倉橋「私達に余計な心配や巻き込みたくないんだろうねぇ」
四宮(あぁ…分かりましたわ。何でこうも彼女達の言葉を寸なりと受け入れれたのか…。彼女達は上部だけで物事を判断して話していないからだ)
しっかり相手を見て言ってるんだわ…
そんな事を思っている間に枯れ木は十二分に集まって…
コテージに戻る事になり
神崎「四宮さん」ｺｿｯ
四宮「はい？」
神崎有希子さんと言いましたね
沢田君の愛人の…
彼女が私にだけ聴こえる様に小さく声をかけてきて
神崎「白銀君との進展頑張ってね」
四宮「ふぇぇっ！」//
神崎「見てれば分かるよ。目で追ってたもの、私応援してるよ」
四宮「…」///
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作者名：修羅 | 作成日時：2022年4月21日 1時
