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大二「アイツら…何故、幸四郎を攫った！それにAさんまで」
狩崎「奴らは地球外生命体…狙いはギフの遺伝子とヴァルキュリアの血かもしれない」
幸実「…！」
ﾌﾗｯ
花「幸実さん、大丈夫ですか？座ってください」
幸四郎を連れ去られたショックで幸実は立ち眩みが起きて元太と花が支え近くのソファに座らせる
幸実「ありがとう」
元太「まるで、ギフの呪いだな…それに彼女まで」
幸実「違うわ。私たち家族の運命よ。受け入れて乗り越えなきゃ」
大二「俺たちでアイツらを倒すよ。2人は兄ちゃんのそばにいてあげて」
狩崎「奴らは裂け目から出現した。逃げられる前に出迎えるよ」
ヒロミ「俺はブルーバードに戻り、サポート体制を整える。玉置」
玉置「ありがとうございます。ヒロミさんの分まで僕が戦います」
大二「兄ちゃんとAさんがこんなになってまで守ろうとしたんだ。絶対に幸四郎を取り戻す」
？？「なら、私は彼の治療を行います」
全員「！？」
突然、聞こえた声に全員がその方角を見るとそこには
貴方Side
花「Aさん…無理しないで」
「ありがとう、花ちゃん」
自分の怪我を治癒魔法で治して一輝くんの病室に向かうと全員が一輝を心配そうに見ていた
私は幸実さんと元太さんの元に近づき頭を下げる
「私がいながら2人を守れず申し訳ありません！」
幸実「ううん。一輝の怪我が酷くなかったのは貴方が庇ってくれたおかげよ。ありがとう」
元太「それに幸四郎の事も君を責めるつもりはない。俺たちの家族を守ってくれてありがとう」
「…ッ、皆、一輝くんの怪我は私が必ず治す。だからここは任せて欲しい」
大二「Aさん…わかりました。その代わり奴らは任せてください」
さくら「一輝兄をお願いします」
「はい、お任せください」
皆の目を見て全員が頷くと私は集中治療室へと入り皆は幸四郎くんの救出に向かった
ｶﾞﾗｯ
看護師「ちょっと、関係者以外の立ち入りは困ります」
「すみません、私が彼を治療するので任せていただけませんか？」
看護師「何を言ってるの！医者でもない素人の貴方に何ができるの！」
「信用できませんか…まぁ、当然ですね。この手段はあまり使いたくありませんが…仕方ありませんこれでもダメでしょうか？」
医者「わかった、君に任せよう」
看護師「先生！」
医者「彼女なら大丈夫」
私の医師免許を彼らに見せると医者は納得して私に治療を託し看護師たちは渋々医者の後に続き退出
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作者名：ヴァルキュリア | 作成日時：2024年3月7日 21時
