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バイス「そういえば結局、アイツら何者なんだろうな〜?」
一輝「仮面ライダーっていうのはわかるんだが…」
「ん?何の話?」
一輝くんの話によるとこのゲームにエントリーした見知らぬライダーがいたという
「ちなみに一輝くん達が出会ったライダーの特徴ってわかる?」
バイス「俺っちのは紫のライダーでドリルみたいな武器持ってたぜ」
「紫のライダーでドリルの武器…一輝くんは?」
一輝「甲冑のような仮面で黒かったです」
彼らのざっくりとした説明を聞いて該当するライダーを思い浮かべる
「……おそらく2人が見たライダーは仮面ライダーリュウガと仮面ライダー王蛇ね。彼らもここと似たような感じでライダー同士のバトルをしていたわ」
英寿「仮面ライダーリュウガと王蛇…どんな奴らかわかるか」
「ええ、リュウガの変身者はミラーワールドの城戸真司。簡単に言えば鏡に映った姿ね」
バイス「ならもう1人は?」
「仮面ライダー王蛇の変身者は浅倉威。彼は一言でいうならば人の皮を被った悪魔…彼は両親と弟の4人家族なんだけど…自らの手で家族を亡き者にしたと聞いたわ」
一輝「家族を!?」
バイス「俺よりひでぇ悪魔じゃん!」
「ええ、ところでギロリさん」
粗方、説明を終えると私は
ギロリ「なんでしょう?」
「私もこのゲームにエントリーさせてもらえないでしょうか?私もヤツの計画を阻止したいのです」
ギロリ「ヤツから招待されない限り難しいかと」
バイス「ん?そういや一輝、アイツ俺っち達にチケット3枚渡してなかった?」
英寿「そういえば」
一輝「Aさん、これ…貴方にも渡してくれって」
一輝は上着のポケットから一枚の紙を渡してくれた
「デザイア…ロワイヤル。なるほど、そちらがその気ならその喧嘩、買ってやるわ。ギロリさん…これで私も参加できますよね?」
ギロリ「はい。あちらからの招待なら出場は可能です。では貴方にもこれを」
そういってギロリさんは先程と同じ箱を受け取り中身を確認するとバッチ基IDコアにはサソリのマークが施されていた
カチャ…
『ENTRY』
「ありがとうございます。必ずヤツの計画を阻止してみせます」
ギロリ「何のためにヤツが貴方を狙っているのかわからない以上、くれぐれも油断はしないでください」
「わかりました」
そして私達は最終戦が行われるという会場に急いで向かいギロリさんはコラスからドライバーを取り返す為、ヤツの元へと向かった
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作者名:ヴァルキュリア | 作成日時:2024年3月7日 21時