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そして私はギロリさんにこれまでの事を説明し、同時にデザイアグランプリについても教えてもらった
「なるほど、ライダー同士で戦いデサ神を決めデザ神のみが記憶はそのまま…ゲームはその都度、異なるのですか?」
ギロリ「ええ、その通りです」
「(まるで、ミラーワールドを介さない龍騎の世界みたいね)ところで、ギロリさん。もう一つ聞いてもいいですか?」
ギロリ「私に答えられる事なら…」
彼の許可をもらい私は私と幸四郎くんの悪魔を連れ去った男について尋ねる
「赤い仮面の男について何か知りませんか?」
ギロリ「赤い…仮面…」
「その反応は何か知ってるんですね。もし知っているなら……誰かこっちに向かってる?(仮面のやつ…じゃない……誰?)」
ギロリ「!?」
感じた事のない反応に武器を構え警戒しながら扉の先を見つめる
コツコツ…
ピーピー、ガチャ
そして扉が解除されると1人の青年がこちらへと向かってくるとギロリは立ち上がり青年を見る
ギロリ「君なら来てくれると思ったよ」
??「助けてほしければ知ってる事を言え」
ギロリ「他に交渉の余地は無さそうだな」
そして青年は一瞬だけ私に視線を向けると銃を取り出し四方の装置のみを破壊する
??「君がAさん?」
「!なんで私の名前…」
??「君の友人が君を探していたよ。まさかここに捕えられているとは予想していなかったけど」
「友人?それって…一輝くん?」
??「ああ」
「彼は…彼らは無事なんですか!?」
??「君の目で確認するといい」
ギロリ「ここで説明するのも良いですが、ひとまずはサロンに行きましょう。貴方も良ければ」
「わかりました」
**
《デザイア神殿・サロン》
浮世さんは一輝くん達をサロンまで連れてきてくれると言うので私はギロリさんと一足先にサロンへ向かい待つ事、数十分
ウィーン
??「うわぁ〜!何だここ?広いなぁ。赤を基調としているんですね」
ガタッ
「!一輝くん、バイスくん!」
一輝「Aさん!?無事だったんですね!」
バイス「もう!心配したんだからね(>△︎<Uu」
「ごめんなさい。すぐ助けに行けなくて…」
一輝「気にしないでください」
英寿「ここはデザイアグランプリの休憩所だ」
一輝「敵が来たりしないのか?」
その質問にはカウンターにいたギロリさんが答える
ギロリ「問題ない。ここでは暴力・妨害行為は禁止されているからな」
英寿「それで…コラスとかいうゲームマスターの目的は?」
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作者名:ヴァルキュリア | 作成日時:2024年3月7日 21時