2 ページ27
突然、悲鳴が聞こえその方向を見ると先程のジャマーエリアが人々を巻き込んでいた
さくら「皆、逃げて！」
祢音「その壁から離れて！」
そして逃げる人の境目を縫って1人のライダーが現れる
さくら「何よ、あいつ？」
祢音「ゲームの敵かも…」
？？「命が惜しければ逃げろ」
ｶﾁｬ
さくら「変身！」
祢音「待って、さくらちゃん！」
新たに出現したライダーに向かっていく、さくら
さくら「ハアアッ！」
？？「邪魔をするな！」
ﾄﾞｶｯ
祢音「危ないよ！離れて！」
『-必殺承認！』
『-コブラ！』
『カードベント！』
だが、さくらは祢音の言葉を無視して現れたライダーに向かっていく
ﾄﾞｶｯ、ﾄﾞｻｯ
さくら「うああーっ！ううっ…」
祢音「さくらちゃん！大丈夫？」
祢音はさくらの元に駆け寄り起き上がらせるがすぐそこにジャマーエリアの壁が迫って2人はあえなくリタイアになってしまう
？？「戦わなければ、生き残れない」
**
《モニタールーム》
狩崎「最後の刺客は仮面ライダーナイト！戦いの運命に身を投じる__孤高のライダーさ」
小悪魔ツムリ「ゴールまであと10キロ…残るはギーツのみ」
そして、英寿の端末には次々とリタイアした仲間の情報が更新される
英寿「みんな、脱落…」
一輝「って事はまさか…さくらも？」
幸四郎の悪魔「早く進めよ！もうお前しかいないんだぞ、キツネ！」
英寿「分かってるって」
一輝「そいつを返してくれ！ヤツらはそいつの力とAさんを使って悪用しようとしてる」
英寿「大勢の命が救えなくなってもいいのか？」
英寿の言葉に一輝は問いかける
一輝「どういう意味だ？」
英寿「もしコイツをゴールまで届けられなかったらゲームオーバー…消滅した人間たちは2度と助からない」
一輝「！？」
英寿「だが、届けてゲームをクリアすれば消えた人たちが助かる可能性がある」
？？「いや〜っ！(||ﾟДﾟ)ハァ、ハァ…」
一輝「バイス？」
そこへ何故か《焼きそば》と書かれた旗を持ち可笑しな格好をするバイスがやってくる
バイス「一輝！うわあ〜っ！」
一輝「なんでそんな格好してんだよ？」
バイス「色々あったんだけどよ。あの〜焼きそばってやっぱいいよね！いやいやいや…って言うかなんでコイツと話してんだよ？」
状況がわからないバイスは一輝に尋ねる
英寿「何があってもゲームクリアは譲れない。そのあと奴らを倒し、君たちが探している女性を見つければいいんだろ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヴァルキュリア | 作成日時：2024年3月7日 21時
