ゴールを目指せ ページ26
さくら「あれ〜?もう、何処行ったのよ!」
タッタッタ…
一方、さくらはナーゴを探して商店街を探すがナーゴは変身を解除させ近くのマネキンに紛れる
ナーゴ「さすが、私!う〜ん!」
女性店員「えっ、祢音ちゃん?」
タッタッ…
そこへエプロンをつけた女性が祢音という女性に近づく
女性店員「いつも、祢音TV見てます!」
祢音「クレープ屋さん…ちょうどよかった!お願い、匿って!」
タッタッタ…
女性店員「あっ、こっちこっち」
祢音は店員の手を引き彼女の店に逃げ込みカウンターに隠れる
女性店員「もしかして、家出挑戦中ですか?」
祢音「うん…まあ、そんなとこ」
本当の事を話す訳にもいかない彼女は言葉を濁す
タッタッタ…
さくら「もう…何処に行ったの?」
再び、来た道を戻って来たさくらはため息をつきながら変身を解除する
祢音「えっ!?もしかしてしあわせ湯のさくらちゃん?」
《♪》
どうやらこちらも面識がある様子、すると祢音の持っていた端末から着信が鳴り響く
祢音「もしもし、英寿?」
英寿『争うのはやめだ。どうやらちょっと訳ありらしい』
祢音「えっ?」
**
幸四郎の悪魔「早く進めよ〜!」
英寿「赤ちゃんから悪魔が分離?」
一輝「ああ。でも、誘拐されちゃって…」
一輝はこれまでの経緯を英寿と呼ばれた男に説明する
英寿「…」
一輝「その悪魔を幸四郎の体に戻さないと…命が危ない」
幸四郎の悪魔「おいらと幸四郎は一心同体だからな、ハッハッハ…」
英寿「道理でいつものデザグラとは違っていた訳だ」
一輝「それからもう1人仮面の男に捕まった女性を知らないか?」
英寿「いや、知らないし見てもないな…」
一輝「そんな…Aさん、何処に連れて行かれたんだ」
一方、さくらと祢音は店の近くの椅子に座りクレープを食べていた
さくら・祢音「「う〜ん!。+゚(*´∀︎`*)。+゚」」
祢音「ユッキーのハッピーチャンネル、よく見てるの」
さくら「えっ、どうして?スーパーセレブの貴方が!」
自分の動画を見ていてくれた事に驚くさくら
祢音「ユッキーさん家のアットホームな雰囲気が好きで」
さくら「あっ、そうだ。【デザイアグランプリ】って何?」
祢音「理想の世界を叶える為に世界を救うゲームだよ」
さくら「世界を救うゲームには見えないけど….あっ、そうだ。もう一つ聞きたいんだけど__」
キャーーー!!
さくら・祢音「「!?」」
ガタッ
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作者名:ヴァルキュリア | 作成日時:2024年3月7日 21時