悪魔マラソンゲーム ページ18
コツン、コツン…
??「ツムリとギロリが消えた?」
??「ああ。2人の荷物も全てなくなっていた」
??「おかしいね。居たはずの人が居なくなるなんて」
??「そう….あいつもな」
テーブルを囲みチェスを楽しむ3人、そして、1人の男の目線の先にはチャイナ服に身を包んだ男性が
??・??「「ええっ!?」」
ガタッ!
??「道長!」
魔法使いの格好をした女性と司祭の格好をした男性がその男をみて驚く
??「何で?“退場”したんじゃ…」
道長「聞きたいのはこっちだ。なんで俺が“生きてる"?」
意味深な発言をする男性は席に座り向かいの男に尋ねる
??「何者かによって世界を作り変えられた可能性がある」
??「それって、誰かが【デザ神】になったって事?」
道長「お前らの格好も“世界改変”の影響か?」
??「これはこのお店のサービス!って言うか自分も着てるし」
道長「フン」
《♪》
すると勇者の格好をした男の端末に着信が入る
『
??「“デザイアグランプリ”からのお呼び出しだ」
その場にいたメンバーは顔を見合わせ“会場”へと向かった
**
??「あれ、ツムリちゃん?イメチェン?その服」
小悪魔ツムリ「ようこそ、みんな〜!」
4人「……」
ツムリと呼ばれた女性は赤と黒のワンピースに身を包み小悪魔のような挨拶を始め集まった4人は普段の彼女の変わりように困惑していた
そして彼らも先程の衣装ではなく別の服に着替えていた
??「なんか洋服変えたらキャラも変わりましたね」
小悪魔ツムリ「これより、“悪魔マラソンゲーム”を始めるね!」
道長「悪魔マラソン?」
彼女はリュックのような物を抱え説明を続ける
小悪魔ツムリ「これから皆には生まれたての悪魔ちゃんをゴール地点まで運んでもらうわ。距離にして42.195キロ、手段は何を使っても結構よ」
??「へえ〜、可愛い悪魔だね」
幸四郎の悪魔「フン、お前よりよっぽどな!」
??「えっ?」
??「意外と毒舌」
??「運ぶのはこいつ1匹か?」
男がツムリに質問を投げかける
幸四郎の悪魔「1匹って言うな!悪魔だぞ!」
小悪魔ツムリ「ええ、今回はチーム戦。ゴールまで悪魔ちゃんを運べた全員が勝ち抜けよ」
道長「随分、親切な設計だな」
そして彼らは指定されたスタートの場所へと向かう
??「ここがスタートか」
??「これを使えって事?」
そこには様々な乗り物が、並んでいた
??「色々、あるね」
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作者名:ヴァルキュリア | 作成日時:2024年3月7日 21時