外海の正体 ページ21
「別にバカにした訳じゃないんだけど、君たちを見てると兄妹っていいなって」
さくら「Aさんは兄妹いないの？」
「うん、でも兄のような人はいたよ」
バイス「ような？どういう事？」
大二「今はいないんですか？」
「いるけど、今は訳あって別で活動中。たまに会いに行くけど…私にもお兄ちゃんがいたら3人みたいに仲良くできてたかな〜って思って」
一輝「…ﾎﾟﾝｯ」
「！どうしたの？」
一輝「いや、なんとなくAが妹に見えて」
「ふふッ、ねぇ、私一輝くんより年上なんだけど？」
一輝「あ、すみません」
「でも、ありがとう」
No Side
アズマは1人、自分の腐っていく肉体を確認した後、一輝が言った言葉を思い出す
一輝『そんな奴に……守り神を気取る資格なんかない！』
アズマ「イガラシ イッキ……」
すると、別の部屋から外海がやってくる
外海「えっ？えっ？えっ？も〜う完全に遺伝子すっからかんじゃん！結局、あの女の血も貰い損ねたし……
まぁ、でも、アイツ等は所詮、籠の中の鳥。明日にはここに逆戻りさ」
アズマ「あの兄妹と女はそんなにデンジャラスなのか？」
外海「当たり前でしょ〜ギフの末裔と都市伝説とされていたヴァルキュリアの元王女なんだから」
翌朝
出口に向かうべく乗客達の乗ったバスを私、一輝くん、大二くんで護衛する
ちなみに大二くんはバイク、一輝くんは空上バイク、そして私は箒に
ｺﾂｺﾂ……
「やはり、そう簡単には逃してはくれないよね」
乗客達「ああっ！」
「幸実さん、予定通りそのまま突破してください！」
幸実「わかったわ。いい？一気に突破するわよーっ！」
アズマ「Game on！イガラシ イッキ！」
ギフJr「ギアアア！」
ｷｷｰｯ！
アクセス全開にバスは脇道に入ると私と大二くんはそのままバスを護衛し、アズマは予定通り一輝くんに任せる事に
「(頼んだよ、一輝くん)」
No Side
『トライキメラ！オク！サイ！ムカ！Come on！キメラ！キメラ！キメラ！』
アズマ「ヘンシン！」
『スクランブル！オクトパス！クロサイ！オオムカデ！仮面ライダーダイモン！ダイモン！ダイモン！』
ダイモン「フッ！ハァッ！タアッ！」
アズマことダイモンはジャンプで一輝のいる上空に辿り着く
貴方Side
アズマと一輝くんとの戦いが始まっているなか、私達は出口に向かっていた
大二「ハアアアッ！フッ！ハッ！」
ﾊﾞﾝｯ､ﾊﾞﾝｯ！
「ファイヤーアロー！」
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ
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作者名：ヴァルキュリア | 作成日時：2024年2月12日 13時
