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警備員「恐れ入りますお客様、これは一体なんですか？」
元太「…あ、これはドライバ…ドライヤーです」
さくら「パパ〜機内にまで持ち込もうとしてる」
大二「ドライヤーは無理があるでしよ……(;￣^￣)」
三兄弟が父の行動に呆れるなか、それを見ている者達の姿が……
《機内》
元太「これで大丈夫だね」
幸美「バッチリ」
2人が席に座り離陸を待っていると、先程写真を撮ってくれた青年が隣に座る
幸美「あら〜さっきはどうも｡+ﾟ(*´∀︎`*)｡+ﾟ」
元太「旅行ですか、お一人で」
？？「あ、いえ……ちょっと、実家に……」
幸美「あら、親御さんも喜ぶんじゃない？いくつになっても子供は可愛いものよ？」
？？「………あ、僕、大谷
元太「少しの時間だけど、素敵な空の旅と行こう。五十嵐元太だ」
自己紹介の後、戸惑いながらも元太と握手をする希望
幸美「妻の幸美です。よろしくね」
続けて幸美も自己紹介の後、握手を交わす
すると横を通り過ぎたCAが元太を軽く見ると不適な笑みを浮かべ横を通りすぎた
これが、最悪な空の旅だとは元太や乗客達は知るよしもなかった
《展望デッキ》
バイス「いいな〜おれっちも飛行機乗りた〜い」
大二・さくら・一輝「「いってらっしゃい〜」」
バイス「良い空の旅を〜｡+ﾟ(*´∀︎`*)｡+ﾟ」
展望デッキで見送る五十嵐三兄弟は両親の乗った飛行機に手を振る
一輝「見えてるかな？」
さくら「どうかな？」
大二「あと、目立つ」
《機内》
誰もが目的に着くまでの間、ゆっくり過ごすなか不穏な気配が訪れようとしていた
CAの1人が仲間と思わしき者達に次々と銃を渡していく
？？「(コクン)…please！全員動くな！」
客「きゃーーーーー！？」
楽しかった空気が一変し乗客がパニックに陥いる
幸美「何！？」
元太「しッ！」
妊婦「…？……！」
？？「私の目的が達成されるまで、大人しくしていろ」
主犯の男らしき人物が乗客に銃を向けながら警告をする
CA？「任務遂行…進路を変更してそちらへと向かいます」
CAの格好をした女性がどこかへ連絡をとる
？？「……」
元太「ッ」
？？「！？」
幸美「パパさん！」
不意を突いて元太は主犯の男らしき人物の銃を奪い主犯の男に銃を向ける中、幸美は心配そうに彼を呼ぶ
元太「お前ら全員、銃を捨てろ！乗客のみなさんは私が__」
？？「……」
ﾄﾞﾝ、ｸﾙｯ、ｶﾞﾝｯ
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作者名：ヴァルキュリア | 作成日時：2024年2月12日 13時
