2 ページ12
外海「そう!あの子の血があればアズマの肉体はさらに強くなる!まさに夢のような存在……」
**
アズマ「ギフをも凌牙する力…それは必ず災いを齎らす。私は自らの役割を思い出したのだ…まずは危険なお前たちをジャッジせねばならないとな」
一輝「俺たちが狙いなら…」
一輝は痛みに耐えながらもアズマに掴み掛かる
一輝「関係ない乗客達を解放しろ!」
アズマ「大きな目的の為には多少の犠牲は仕方がない……それはあの女も同じ事」
一輝「あの女?……そんな奴に守り神を名乗る資格なんてない!」
アズマ「フッ!」
一輝「うわぁ〜ッ!」
ドーンッ、ガシャーーン!
再び反撃するが力の差に押されて近くにあったドラム缶の所まで飛ばされてしまい背中から落ちる
一輝「〜〜〜ッ!」
アズマ「……」
**
カゲロウ「フッ、ハァッ!」
ドカッ、ドカッ
大二「ッ、ウッ!ア〜〜ッ!」
**
ラブコフ「エイッ!」
ヒュッ、ドカッ
さくら「うわぁッ!」
ラブコフ「フフフ、ザコ〜❤️」
さくら「……ッ……ハァ……ハァ」
Aに続き五十嵐三兄弟までもが自身の悪魔によって戦闘不能になってしまう
《特殊刑務所》
一方、エリア外からサポートに回っていた狩崎は例のバリアをどうにかするべくある人物の元を訪れる
コツコツ……
警察官「こちらです、どうぞ」
狩崎「センキュ〜」
ガシャン
狩崎は牢屋にいる人物を見て声をかける
狩崎「Hey!Hey!」
??「………」
そう、牢にいたのはかつてデットマンズの幹部だった【オルテカ】だった
彼はかつてデットマンズを利用しギフと同化した男
オルテカ「珍しい客ですね」
狩崎「五十嵐一家とAさんを救う為、私に協力してくれ」
オルテカ「笑えない冗談ですね…私にどんなメリットが?」
狩崎「刑期を減らすよう掛け合ってあげよう」
オルテカ「ほぉ〜……そいつは面白い」
狩崎「まぁ、それでも一生、外には出られないと思うけどね!あっはっは!」
なんて腹の探り合いが行われるがどちらも悪魔のような笑みを浮かべる
《エリア666 -研究所内》
満身創痍の五十嵐三兄弟は柱に拘束され動けずにいた
外海「はっはっは!」
バイス「おい、早く食わせろよ」
外海「慌てないの〜。ギフの遺伝子を採取し終えたらもう用済みだからそしたら好きにしていいよ〜。あ、外の乗客もね?それにもうすぐピースも揃うしね」
男「外海さん、例の女を連れて来ました」
外海「ご苦労様〜」
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヴァルキュリア | 作成日時:2024年2月12日 13時