続編に行きます by――― ページ49
『続編 by加州』
ある日俺の机にそう書かれた紙が置いてあった。
いや、待て待て待て。続編ってなんだ。続編って。訳がわからない。
取り合えず加州を探そう。そうしよう。
「あ、加州」
「お、主、どうしたの？」
「いや、お前これどういう意味だ？」
「は？」
紙を見せると、加州はああ、と言った。
「これね、俺の机にも置いてあったんだ。
訳がわからないから安定に聞いたんだけど、安定もこの紙を貰ったみたいで。
確か薬研からとか言ってたけど……」
「俺っちがなんだ？」
「「あ、薬研」」
加州と声を合わせ、薬研に紙を見せる。
「あ？これ俺も持っているぜ？」
と、薬研が手に持っていた紙を俺らに見せた。そこにはbyAと書かれていた。
「え、これってまさかAが犯人なの？」
「あり得そうであり得ないな」
「取り合えずAの所に行こう」
「あれ？綾斗さんに加州さんに薬研くん？どうしました？」
「ああ、A、これはいったいなんだ？」
Aの顔の前に、紙を広げる。もちろん加州と薬研、それと大和守から受け取った紙も広げる。
全て内容が違っていて、加州のは『す』、薬研のは『にい』で、大和守のは『ま』。
「え？……ああ、これ私も持っていますよ。ほら」
そう言ってAも紙を広げた。そこには『き――、by作者』と書かれていた。
「えっとこれ、並べかえるのかな？」
「そうなると、大将の『続編』が先に来て……」
「薬研くんの『にい』が入るかと……」
「ええと、『続編にい』……ます？いや、違うな」
「続編……にい……ます……続編に……います続編にいきます……？」
「「……あっ」」
隣で加州が呪文を言っているかのように復唱していると、あることに気がついた。
「続編にいきます……続編に行きます、by作者、だ！」
「なるほど、続編かあ……」
「なんか、謎を解いた気分だな」
「えっと、ところで続編ってなんですか？」
「「え？」」
戸惑い顔のAに質問され、それぞれ固まる。
いや、続編ってなんだ？
＿＿＿＿＿
続編に行きますよ‼
by作者
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ハルバ(プロフ) - 真理さん» うわぁぁぁコメントありがとうございます！！ 嬉しくてﾌｧｰｰｰ！？！？！？ってなりました！因みに夢主ちゃんは現世でロリコンの天使扱いされてますw (2017年9月20日 20時) (
レス) id: ab0d102e88 (このIDを非表示/違反報告)
真理(プロフ) - 現世でも愛される夢主ちゃん…、ロリコン良いっすね((← 応援してます！更新頑張ってください！！！続きがよみたいです！ (2017年9月20日 20時) (レス) id: debd3e2cc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツのツナ | 作成日時：2017年9月10日 13時
