義理のお兄ちゃんはアイドル！？

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日本に帰ってきて5日が経った

韓国に行くまであと、2日…

昨日までは、家族4人でショッピングしたり、遊園地に行ったり

久々の日本を満喫した


今日は、家に私一人

お母さん、お父さんはエマを連れておもちゃを買いに行った



正直、お母さんとお父さんのラブラブぶりには呆れるよ

私たちの前で普通にハグやキスをするんだもん

その度に、私はエマの目隠しをしてる笑

まだ、会って間も無いから やめて って言いづらいんだよね


まぁ、ラブラブなのは別に良いんだけどね

それに、エマもすっかり懐いてるから笑






「どうしよ〜、暇だな」

お小遣いはもらったけど…どこに行ったら

かれこれ日本に居たのは10年前

今の日本なんか、ちっとも分からない笑



でも、ずっと家の中に居るのも…なんか嫌だ

まぁ、ふらっと出てくるかな



財布と携帯と鍵を持って家を出た

その時だった…

？「A、？」

「、はい？」

？「やっぱり、Aだ！久しぶりだな！」

「だ、誰ですか？」

？「え、忘れたの？俺だよ！幼馴染の祐太！」

「ゆうた、？」

祐太「え、ホントに分かんないの？」

「…あ！ゆうくん、！？」

祐太「そう！思い出した？」

「うん！…久しぶりだね、ゆうくん！」

祐太「ホントだよ〜。急に居なくなるし、」

「あ〜、ごめんね」

祐太「俺、寂しかったんだぞ笑」

「へへ、笑」

祐太「あ、今から暇？」

「うん、暇だよ。丁度、出掛けようかなって…」

祐太「カフェ、行かない？」

「いいよ、行こうよ」

祐太「Aとこうして歩くのって…10年ぶりじゃね？」

「そうだね、！笑」



・

・

・



10年ぶりに会った祐太との話は思った以上に盛り上がった

連絡先も交換して、写真まで撮った





「祐太。私、明後日から韓国に行くんだ」

祐太「え、？マジで、？」

「それで…連絡してもいい？私、友達いなくて暇だから」

祐太「…うん、いいよ。その方が、俺も寂しくないから」

「ありがと！また、近いうちに帰ってくるから…引っ越さないでよ？」

祐太「俺は、当分ここにいるわ笑」

「うん笑」

祐太「じゃ、帰るか。送るわ、」

「うん、ありがと」

祐太「はぁ、またお別れか…」

「もう、そんなこと言わないの」

祐太「なぁ、毎日 電話してもいい？」

「いいよ〜！あ、」

祐太「ん、？どうした…あ、」







お母さんとエマが家の前に立っている

そりゃそうか。もう、21時前だ。

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