前世思い出したんで推しと親しくなれるよう行動に移します【wrwrd】 (ページ10)

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運よく店員さんが、注文したものを持ってきて
くれたことにより、羞恥心は少し和らいだ。
早速と言うように、パンケーキにメープルを
かけナイフで1口サイズに切り分け、口へと
運べは程よい甘さとフワフワのパンケーキが
口に広がる。パンのプレートに乗っていた、
クロワッサンを1口かじれば、サクサクとした
食感と少しの甘さとバターの香りが
とてもよく、無意識に口角が上がってしまう。

Ut｢なんや、めっちゃ美味しそうに食べるな‪w｣

鬱先生に指摘され、思わずまた顔が赤くなる。
が、こんなにも美味しものを食べて、笑顔に
ならない方が可笑しいのだ。

『そんなこと言うなら…』

パンケーキを1口サイズに切り分け、
鬱先生の口元へと持っていく。

『食べて見ればいいんですよ！
思わず笑顔になりますから。』

そう言えば少し戸惑って居たが、口を
開けたので口の中へと運ばせる。
少し驚いた顔をするので、思わず
してやったというように、ニヤついてしまう。

『ね？美味しいでしょ？』

Ut｢せやな‪w｣

ヘラりと笑う鬱先生の顔は、少し赤みがかって
いて、肌の血色がよく見え、さらにかっこ
よく見える。

『…女たらし…』

思わずそう零し、下を向く。

Ut｢え！？急になんでや！？｣

わたわたする鬱先生を他所に、注文した物を
食べていき。最後にレモンティーを口に含み
味を楽しみながら飲み込む。

『それで？何処を案内してくれるんですか？』

Ut｢まずは、あそこかな〜｣

頭に疑問符を浮かべながら、お会計を
済まして鬱先生へと続く。
ちなみにお会計時に、鬱先生がお財布を
取り出すのを見て、すぐさま外に追いやった
のは懸命な判断だと思う。うん。

Ut｢最初はここやで｣

『おー』

少し歩いて、どうやら到着したらしく、
お店を見ると可愛い服や、セクシーな服、
カッコイイ服など様々な服が売られている。
やっぱり女性慣れしてるんだよなー…

Ut｢やっぱり女の子は、こういうの好きやろ？｣

少しドヤ顔をする鬱先生に、曖昧な返答を
して服を見ていく。
可愛い系の服でも、ゴテゴテのゴスロリや
ローリタ服、少しだけレースを付けたもの、
襟などが丸くなっているものなど、可愛い系統
の服でもさらに細かく部類されているらしい。
ここで問題が1つ…私は自分が興味を持った事
には目がなく、飽きるまでその物事を行って
しまうのだ。それが今起きている。