立てなくても、歩けなくても、歌えます。(歌い手) (ページ17)

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そらるside

いのりが病院に運ばれた次の日、俺はまふと一緒に医師からいのり診断を聞いていた。

医師｢今は意識がありませんが、すぐに目を覚ますでしょう。ですが…｣

そ｢どうしたんですか？｣

医師｢相川さんはもう、歩けないと思います…立つこともままならないかと…｣

そ｢え…？｣

ま｢Aが歩けない…？｣

医師｢はい…ですがリハビリをすれば少しは…可能性は低いかと思いますが…｣

耳を疑った。いのりが歩けないなんて…

医師からの診断を聞いた俺達は、近くにあった病院らしい椅子に座った。

ま｢…ん…で…｣

そ｢まふ？｣

ま｢な、んで…｣

そ｢おい、まふ！｣

ま｢そらるさんどうしましょう…僕は…僕は…Aの足を…｣

そ｢落ち着けまふ！｣

ま｢守りたかったのに！なんで！なんで！｣

ﾊﾞｼｯ

思わずまふを殴ってしまった。

ま｢そらるさん…？｣

そ｢落ち着け！お前はいのりの兄貴だろ?!｣

ま｢…はい…｣

俺はまふを置いて立ち去ろうとするが

ま｢そらるさん、お願いがあります。｣

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー時系列がおかしいですが、そらるさんの配信の前の出来事です！