school smoker【Ryohei A】 (ページ12)

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理科室に赤ペンが小テストの紙の上を走る音が響く

結局わたしは先生に奢らされた、、

『…先生は…』

『いつからそんな性格になったんですか？』

阿「さーね。生まれつきかな」

『…そういう性格に嫌気がさす事ってないんですかね』

阿「ないね」

なぜなら俺はパーフェクトだからね。

あぁ、そうでしょうとも。

なんて話をしているのか

『わたしは…

時々自分が嫌になることがあるけどなぁ』

『元と言えば周りが勝手に1人歩きさせてる
私のイメージへの反動って感じだったし、
そりゃ裏で悪態つくのが楽しいってとこもあるけど、そういうのって可愛くないよなぁ…って、
後で1人でへこんだりしてね』

阿「ふーん。あっそう」

聞いてんのかこの人は

もいーや、帰ろ

阿「そんな難しく考える必要ないんじゃねーの？」

阿「人間どうせ死ぬまで自分からは離れられねーんだ、悩む暇があったら自分のこと好きになった方が、てっとり早いんじゃねーの、それに」

阿「可愛くねーかどうかなんて

自分で決めることじゃないんじゃねーの？」

先生…

阿「まぁ、俺には関係ないけどなー？w
1人でせーぜー悩めばぁ？」

『さー帰るべぇ』