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昼になり裕乃から今日の予定を教えてもらい、(うた)の練習を始めた









今回の詩はすごい…わね。




初めてやるような詩だった。まぁ、言っちゃえば嬌歌。





私に歌わせてくれるのは嬉しいけどまだ早いわ?笑




少しフッと笑ってしまうと急に恥ずかしくなってしまった。





今日は緑の着物を着て亮平さんを迎えなければならないので




少しでもお話がわかるように勉強する。




だって頭いいから時々何の話か分からない時があるんだもの…




その分楽しいんだけれどね。









あら、もうこんな時間



裕乃を呼びに行って着付けを手伝ってもらう




裕「姉さん姉さん、これ島部様からの頂き物です」




『あぁ…あの人』




裕「どうかされました?」




『んーー、ちょっと苦手でね。

あの脂汗とか、鼻息とかご飯の食べ方も少し汚いし、

正直来て欲しくないというか(苦笑)

でも規則はきちんと守ってくれたからいい人なのだと思うけど笑』






裕「うわぁ…私もちょっと無理…」



『フフっ、もう…わたしは何も出来ないから…


こんな事で油売ってちゃダメだわ?しまっておいて?(困)』




裕「はい」






裕乃の着付けもして今日は特別に簪も貸してやった


裕「これ…」



『今日はずっとつけてなさい?それを自分のものにできるように頑張るのよ?』




裕「ふふっありがとうございます」



さぁ亮平さんを迎えよう

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作者名:浜辺の教科書 | 作成日時:2020年5月20日 3時

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