式神になってみないか？(禪院甚爾)

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甚「そういえば死んだ後は俺の全てお前にやるけどよ、お前も俺になんかくれてもいいんじゃねぇの?」


契約の儀も終わり2人で家でゴロゴロしていたらふと思いついたように話をふる甚爾


「そうだねーそうなると口約束じゃなくて縛りを結んだ方がいいかも...そうだなぁ何あげよっかなーー」


甚「身体よこせ」

「私の体あげて何するつもりだよ..ﾊｯ!まさか私の体ボコボコにするの？！」

甚「いや、そう言うんじゃなくて」







甚爾の発言に命を危機を感じたAだが、お互いの考えていることは違うらしく甚爾も呆れてついツッコミを入れてしまった

そんなキャラじゃないのに←






甚「まぁ、体は追々として...」

「あ！恵の事守ってあげるよ！」

甚「あ？なんでお前があいつのこと知ってんだ」


「こないだめちゃくちゃ甚爾に似てる子だなーと思って話しかけたら」




〜〜〜



「ねえねえ、貴方の名前は?」


恵「めぐみ...」


「めちゃくちゃ甚爾に似てる！ねぇ、パパってどんなお顔してる？」


恵「口に傷があって黒髪」


「確定か？そっか！恵くんママとはぐれたの？」




恵「ママいない....ねぇ、お姉さんママになってくれない....？」



「！！くぅぅ....可愛さの暴力！！なってあげる！もちろん！」


恵「...ありがと...」


「ん"ん"っっっ！！」


〜〜〜〜









「と言う事で恵の仮ママになったからさ」



恵との出会いを話している間甚爾は何やら考え事をしていたらしく顎の下に指をかけていた


そして暫くして発した言葉が





甚「なら本物のママになるか？」


「.....ん？」





甚「恵のママ。んで






俺の嫁」





お？おれの？読め？詠め？嫁？ホワッツ？！







嫁と言ったか?







え？









「え？ママになってもいいかなぁとか考えてたけどさ、あれ？そうすると甚爾が夫?あれ？....////！ちょ！待って思考回路シャットダウンしてる？！？」







事の重大さに気づきパニックになるAを他所に甚爾は面白いものを見つけたと言う顔でジリジリと近づきAの顎をクイッとあげる




Aの顔は真っ赤に染まり目には涙を張らせていて甚爾の心を掻き乱すには十分であった



甚「(へぇ....良い顔出来んじゃねぇか。これからが楽しみだな)恵のママになんなら俺たち夫婦だよなぁ?」





「ひいっ///」








甚「んじゃ、恵連れてくっから家で待ってろよ?




奥さん?」

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