式神になってみないか？(禪院甚爾)

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悟side


Aをぶっ潰すために日々鍛錬をこなし高専へ入学したもののやはり彌生Aとは同じクラスだった




傑と硝子とかいう奴も中々いいもん持ってるがアイツは...



見てしまった。




入学から２日目で下された俺とアイツでの任務



その時に呪霊と戦うアイツの金色に輝く目をして俺の"蒼"を使っていたのを




悟「っ....」


俺は認めたくなかった

今まで最強だったのが最強じゃなくなる。



積み上げてきたものが一気に崩れそうで




俺がいなくなりそうで





気付いたら







「ねぇ、私Aっていう名前があるんだけど呼んでくれないの?」


悟「あ？テメェみたいなやつはお前で十分だ」






俺は俺を守ってたんだ




Aの力に飲まれないように




俺が俺であるために







コイツを傷つけていた







でもそれは間違っていたって気付いた


そっけない態度を取られても怒って、時には笑って

自分の力を過信せず周りに感謝ばっかしてるアイツに

自分より他人を優先して怪我する馬鹿なところも



気づけばアイツを目で追っていたんだ




心の中でもうやめろという声が聞こえた

素直になれと









おれはその声に従って今までの憎悪を闇に捨てこれからはアイツをAをちゃんとこの目で見ることにしたんだ







悟「A...」

「ん？なに五条？」


悟「....悟様って呼べよそれか最強様」


「ぶっwそれじゃ悟って呼ぶね！」


悟「....ばーか」



悟「ありがとな」




そう口にすれば胸にストンと落ちてきた感情



あぁ俺はコイツが好きなのかもな





悟sideおわり

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