君とずっと・・・。【２】 (ページ4)

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54.そっちじゃなくてページ4

「あたしも行ってくる」

直「あ、待って」

沈黙に耐えられなくなって外に出ようとしたけど、急に引き止められた

直「ごめん。俺が大人げなかっただけだから」

ん？全く言ってる意味が理解できない…。
大人げない・・・？

「ごめん、意味がよくわかんない」

直「だから、俺は嫉妬してて元気なかったの！」

急に大きい声でそんなこと言われても…
嫉妬ってなにに？

あ、

「直人さんもソウルと散歩したかったの？！」

直「え？」

「なんだ～、直人さんも動物好き？
　臣くんに朝の散歩これから直人さんも
　一緒に行くって言っとくね！！」

もー！そんなことで嫉妬してたのか！かわいい。

直「え！いいよ言わなくて」

「なんで？好きなんでしょ？」

直「好きだけど、その好きの対象が違うというか」

隆「ふ～、すっきりした！」

ちょうど直人さんの元気がなかった原因がわかったところで隆二くんが帰って来た。

隆「直人さん運転交代します？」

直「や、ここからもう３０分ぐらいだしいいよ」

隆「まじすか、すいません」

直「Aも、トイレいい？」

「うん、大丈夫」

直「じゃ、行くよ～」

再び走り出した車内では隆二くんがさっきのサービスエリアで買ったパンとお菓子を広げてて、これからバーベキューなのにそんなに食べて大丈夫かな。

「隆二くん、BBQ食べれるの？そんなに食べて」

隆「え？余裕っしょ」

直「A、これくらい隆二からしたらただのおやつだから」

隆二くんの胃袋の恐ろしさを知った(笑)