最後の願い事。�供收湘舂換亜�

#73 ページ33

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電車に揺られながら帰る帰り道。
隣に隆弘が座ってることが何より違和感で、
でも不思議と落ち着く...
矛盾する気持ちがグルグルと回っている。









｢ふぁ...眠い...｣









隆弘｢ふふwめちゃくちゃ泣いたからじゃない？寝ててもいいよ？｣









｢...ダメ...だよ...｣









そう、言ったものの。
意識はだんだん離れていき
私はここから最寄り駅に着くまでの記憶がない。









隆弘｢おやすみ｣









遠のく意識の中にその一言だけが聞こえた。









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____次は○○駅









｢ん...？...えき...｣









隆弘｢ぁ、起きた？｣









｢...んわぁっ！？ごめんっ｣









いつの間にか隆弘の方を借りていたらしく
すぐに起き上がる。









隆弘｢ふふw全然大丈夫｣









降りないといけない駅につき、
駅を出る。









隆弘｢Aどっち方面？｣









｢ぁ、私こっちちょっと歩いたらすぐ！｣









隆弘｢じゃあ、行こう｣









｢隆弘もこっちなの？｣









隆弘｢うん。途中曲がるけど…｣









私の家は本当に駅に近くて
駅から徒歩5〜10分で着く。









｢私すぐそこの家！｣









隆弘｢じゃあ、俺の家のが先にあるね｣









｢送ろっか？｣









隆弘｢いゃ、女の子に送らせないからw家入るまで俺が見送ってるからちゃんと中でゆっくりしな？｣









女の子...もうそんな歳じゃないと思う...
でも隆弘は何のためらいもなくそんな事言ってくれてやっぱり優しい。









｢じゃあ、ばいばい｣









隆弘｢またね｣









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