#44 ページ4
.
私たちの会社には1階に一息つけるカフェがある。
社員専用の少しおしゃれなカフェ。
「夏輝くんなにか頼む?」
夏輝「んー、コーヒーにしようかな」
「私は...キャラメルラテにします」
そう店員さんに言うと支払いの時
サッと夏輝くんがお金を出してくれる。
夏輝「俺に払わせて?ちょっとだけどw」
「ぇ、そんな悪いよ!あとで返すね」
夏輝「いいの、時間俺のために潰してくれてるからお礼」
そう言ってニコって笑った夏輝くん。
夏輝くんは普段から少し幼い(いわゆる童顔)顔をしているから笑った時なんてそりゃもう可愛い。
そんな素直に笑いかけられたら
私の動きも止まってしまうわけで、今回は素直に奢ってもらった。
夏輝「はい!キャラメルラテ」
「ありがとう」
近くのイスに向かい合って座り
夏輝くんが話し始める。
夏輝「今日ほんと時間くれてありがとね」
「え?ぁ、ううん!全然大丈夫だよ?」
夏輝「朝さ...聞きたいことあるって言ったじゃん?」
「うん。聞かれたね」
夏輝「...Aさん、彼氏いる?」
「へ!?彼氏...!?いっ、いないいないそんな人!」
そう言うと何かが解けたようにふわっと笑う夏輝くん。
コーヒーを飲んで、また息を吐く。
夏輝「俺、Aさんのこと好きだよ」
いつに無く真剣な顔を向けられて
いきなりのその一言に準備出来てなかった私はただひたすら夏輝くんを見つめる。
夏輝「...返事今じゃなくていい。でもちゃんと考えて欲しい...ごめん急に」
その真剣な顔も視線が外れたら
これでもかってくらい真っ赤になって俯いた。
.
571人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くま - にっしーかっこいい!毎回きゅんきゅんします!続きが早くも読みたい! (2017年3月30日 12時) (レス) id: 6dbd28e3f1 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - くまさん» 彼女になれるでしょうか( 笑 )2.3日更新空けちゃってすみませんでした!頑張りますね( 笑 ) (2017年3月29日 1時) (レス) id: 2b72b192ce (このIDを非表示/違反報告)
くま - 1日だけでもいいからにっしーの彼女になりたい!(笑)早く続きが読みたい!気になるー (2017年3月28日 23時) (レス) id: 6dbd28e3f1 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 咲稞さん» いつも細かいところまで注意して読んでくださりありがとうございます!いつもめちゃくちゃ助かってます(*´ω`*)これからも誤字脱字あったらすみません…気をつけて頑張りますね!応援ありがとうございます(*´ー`*) (2017年3月21日 16時) (レス) id: 2b72b192ce (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - くまさん» ありがとうございます(*´ω`*) (2017年3月21日 16時) (レス) id: 2b72b192ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:そら | 作成日時:2017年3月20日 4時