最後の願い事。�供收湘舂換亜�

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結局時間が危なかったから
近くのファミレスでササッと軽くご飯食べて
あとは映画見ながらポップコーンとか食べてお腹は満たそうってことになった。









隆弘｢んー、Aどれみたい？｣









｢私これがいい！｣









隆弘｢ん、じゃあ買ってくるから座って待ってて？｣









｢ぇ、私も行くよ！｣









隆弘｢...ははwわかったw行こっか？｣









何だか嬉しそうな西くん...じゃなくて、隆弘。
横を歩いている時はずっと手が繋がっている。
正直、買うの任せたら手離れちゃうから嫌だったって言うのもあって一緒について行くと言ったのもある。









隆弘｢A？買えたから今度食べ物の方行くよ？｣









｢あっ、うん！...ぁ、お金は...｣









隆弘｢いいよ。今日は奢らせて？｣









｢じゃあ、食べ物は自分の分ちゃんと払うから！｣









“いいのに”って笑いながら言う隆弘。
隆弘はどこに行ってもエスコートから何から完璧で...
ほんとに初恋なの？って思うくらい。
...素直に隆弘みたいな人がいいって少し思ってる。









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｢...ｸﾞｽｯ....｣









隆弘｢大丈夫？ふふっwいい映画だったね｣









｢んっ...めちゃくちゃ感動...ｸﾞｽｯ...ごめっ...ﾋｯｸ...｣









隆弘｢俺も泣きかけたもんw素直なAはあの映画泣いちゃうねw｣









頭を撫でながら涙を拭いてくれる。
優しくて温かくて、隆弘の隣は居心地がいい。
...これが好きって気持ち？









(恋って...なんだっけ…？)









しばらく他人の幸せばかりを仕事柄願ってきていたから、自分のことに手が回らず
“恋”と言う感覚がよく分からなくなっていた。









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